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猫太郎。

ねこしねこし。あるところにおじいさんとおばあさんがいました。

おじいさんは山へ芝刈りに。おばあさんは川へ洗濯へ行きました。

おばあさんが洗濯していると猫がドンブラネッコ。ドンブラネッコと溺れていたのでおばあさんはお家に連れて帰りました。


猫を布で拭いてあげるとやっぱり猫だったので二人は猫を『猫太郎』と名付けて大層可愛がりました。


ある日。猫太郎はおばあさんの作るつみれ団子。『猫だんご』を持って旅に出ました。

理由はないです。猫ですからね。


旅路で出会った犬・猿・キジに猫だんごをあげましたが、誰もついては来ません。

猫太郎は「ニャー」と言いました。


猫太郎が肉球を滑らせ、海で溺れていると鬼ヶ島に流れ着きました。

鬼たちは猫太郎を見ると「これはネコチャンだ」

「どこから来たのだろう?」「飼い猫だこれは」「俺たちで飼い主を探してやろう」と言い三日ほど猫太郎の面倒を見てくれました。


猫太郎は船にのり、馬車に乗り、鬼たちによって

無事におばあさんとおじいさんの所に帰ることが出来ました。

猫太郎は長旅で少し寂しくなっていたのでおじいさんとおばあさんに甘えました。


鬼はお土産にと綺麗な珊瑚を。おばあさんはお礼にと猫だんごの鍋を鬼たちに振る舞いました。

鬼とおじいさんとおばあさんはすっかり仲良くなりました。

今宵はパーティーナイト。いつの間にか犬も猿もキジもいる。

これをきっかけに鬼と人間たちは仲良しになり、猫太郎は親善大使猫として末長く幸せにのんびりと暮らしましたとさ。


めでたしめでたし。



『猫太郎の歌』


一番。


ねーこたろさん♪ねーこたろさん♪おこしにつけたーねーこだーんごー♪ひーとつーたべたらはらいっぱい♪


二番


ねーこたろさん♪ねーこたろさん♪おぼれていてもーだーいじょーうぶー♪だれかーたすけてくれるからー♪


三番


ねーこたろさん♪みーんなすきー♪鬼もーけものもにんげんもー♪ずっとーわらうよネッコリとー♪


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