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魔力無しの下克上  作者: ユタンポ
ノーマナーのジャイアントキラー
2/11

ノーマナーのジャイアントキラー 2

はい、起きました、

無理矢理眠らされて、私は怒ってます、

でも、文句を言いたくても言えないんだな~これが


(だって赤ん坊だから)


一度眠らされてから、再び起きた時に状況をおさらいしてみた

記憶はいつも通り、朝出勤したところまでは覚えてる、その後は何故か思い出せない

そして、気がついたら赤ん坊になってた、、、


(うん、意味わからん)


いや、33連勤とか、月2日しか休み無いとかで意識は朦朧としていたせいで、きっと夢を見てると想像していたが、こんなはっきりと同じ夢を連続で見てしまう事が有るのか?


そう、俺は所謂ブラック企業で働いていて、少し精神を壊してたかもしれないがまだ、余裕があった筈なのである


(確か何かあった筈なんだよな~)


そんな所へあの足音が、

「ソラちゃ~ん、村長さんに鑑定してもらいましょ~ね~」

と、間の抜けた言葉と共にやって来た

どうやら、あのおっとり系が母親で間違い無いはずだ、そして村長を連れてきたらしいのだが


(何だ?鑑定って)


「ララよ、まったくお主はのんびりなのか、せっかちなのか解らんわい」

そう言いながら白髪に白い髭のお爺さんが近付いて来た

「だって鑑定石の順番がやっと回って来たんじゃないですか~、ソラちゃんのステータスが早く見たくって~」

「まったく、年寄りをもっと労れい」

村長と呼ばれたお爺さんは、ぼやきつつ俺の頭に水晶見たいな透明な石を触れさせてきた、

すると、

「なんと、魔法適正が無いじゃと?まさかマナ無しとは」

「村長、マナ無しってまさかノーマナーですか?」

村長と呼ばれたお爺さんが驚きつつ喋り、ララに至っては、いつものおっとりした口調が消えていた

「ああ、そうじゃ、この世で魔法は一種類以上は使えるのが常識じゃ、しかし、千人に一人の確率で、マナに適正が無く魔法が一切使えない者が出てきたのじゃ、魔法は生活するにも魔物を退治するにも欠かせないもの、それらを行使出来ぬ者たちの事を、通称でノーマナーと呼ぶのじゃ」


(なん、、だと!?)


「そんな、うちのソラちゃんが」

「まあ、落ち込むでない、ノーマナーでも普通の職に就いている者もおる、例え殆どの者がスラムに行きになるとしても諦めてはいかん」

俺は、赤ん坊になって此れからってときに、人生積んでるって宣告された!?

何を言ってるか解らねーと思うが俺も解らねー

「いえ、大丈夫、私がソラちゃんをずっと面倒見続けるわ」

何ていい母親何だと、感動していると急に世界がゆっくりになり、ララも村長も動かなくなった


(何が起こったんだ?)


すると、先程まで誰も居なかった筈の場所に何者かが立っていた

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