貯金残高31250円
キーン コーン カーン コーン
「はい、では今日はここまで日直!号令」
「きりーつ、れー」
ザワザワザワザワ
「可奈、今からアイス食べに行かない?」
「ごっめん今子、今日ちょっと用事が」
「そっか、じゃまたね」
「うん、じゃあねまた明日」
──次の日──
「間宮先輩、可奈先輩!」
「ともちゃん!」
「お!友美」
あれ?可奈とともちゃんっていつの間にそんなに仲良くなったんだろ?
「可奈先輩、今日も一緒に帰りましょうよ」
「う、うん、そうね、あっ今子も一緒に帰ろう」
「そうですね、間宮先輩"も"一緒に帰りましょうよ」
「うん……」
なんだろう?この気持ち
──昼休み──
今日も天気いいし刈谷先輩居るかなぁ?
あっ居た、刈谷先輩……と友美ちゃん
自分でもよく分からないけど二人の中に入るのが恐くてそのまま一人でチャイムが鳴るまで校内をブラブラして時間を潰しました。
結局その日は放課後も可奈とともちゃんとは帰らず一人で帰ることにしました。
──また次の日──
「あっ!あの娘あの娘!」
「えっ?どれどれ」
「ほら前歩いてるあの娘、北野さんってあの娘だよ。マジ可愛いから」
「ねえ!」
一人で歩く私が声を掛けられて振り向くと後ろを歩いていた男子が驚いた顔をしました。
「あっ!ごめん人違い!」
そのあと男子たちは小声で言い合いしていました。
「紛らわしい恰好してんじゃねえよ」
「なんだ?違うの?」
「偽者だったわ」
えっ?偽者……なの?私って……




