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メラドニア

作者: ヒムラ

 


.........................................................................

...........................................



 こころやさしい産声は


 泡をたどって麦をつかむ




 彼方此方の跡呎は


 絡まり尽くして緋の皿を匿う




 何度となく揺する雷


 もういいと突っ返す掌の中の偽珠




 しあわせなら咆哮を


 喉を裂くしあわせを






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― 新着の感想 ―
[良い点] 独特な雰囲気で読んでいて面白かったです。度々読みたくなる世界の作品です。 [一言] 不思議なゆらゆらと揺れているような気持ちになりました。言葉では表しにくい不思議な世界にいたような気分にさ…
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