庇い
桜・フラン「「第二ラウンドの開始だよ!」」
そう言って桜とフランは修一と柊子に向かった。
修一「チッ!真似『結界』!」
修一はそれを防ごうとする。
柊子「真似『魅力的な四重結界』」
更に柊子も結界を作った。
桜「そんなへなちょこな結界、すぐに壊れるんだよ!雷符『雷光砲』!」
桜は手を前に出し雷を放射状に放った。すると修一達の結界は瞬く間に割れて壊れた。そしてフランは柊子を、桜は修一を相手にした。
フランside
柊子「嘘!?」
フラン「余所見はしちゃいけないよ?禁忌『禁じられた遊び』」
フランが放った弾幕は左右から柊子に向かって行った。
柊子「きゃぁぁぁぁぁ!!!」
フランのスペルは柊子に当たった。立ち上がるも立つのが精一杯だった。
フラン「へぇ、まだ立てるんだ。もう少しだったのに…」
桜side
修一「チッ!やっぱり駄目か!だったら能力を真似てやるよ!」
桜「やれるもんならやってみな!刀符『手刀 黒曜剣』!」
桜は自分の腕を黒曜剣にして、斬りつけようとした。しかし、修一の足元にスキマが出てきて、修一はその中に入った。
桜「なっ!?」
すぐさま桜は修一が何処から出て攻撃をしてくるか能力を使って見通した。すると、すぐ後ろにスキマが展開されようとしていた。
桜「そこだ!桜符『桜花一閃』!」
桜は後ろに向きながら居合い切りをした。その攻撃は修一に当たった。
修一「ぐはっ!な…なんだと!?」
修一は柊子の所に行き、体勢を立て直そうとしていた。しかし、桜はそれをさせまいと作戦を開始した。
桜「咲夜!時止め頼む!」
すると咲夜は結界の中に入ってきた。
咲夜「了解!時よ止まれ!」
すると修一と柊子の動きが止まった。
咲夜「早くして!」
桜「ナイス!」
すぐさま桜は二人を結界の中に入れ、新しいスペカを発動させた。
桜「即興スペル、結界『剣幕結界』八つ裂きにしろ!」
二人が入れられた結界の中に無数の剣や刀が出現した。
桜「咲夜、時止めもういいぞ」
咲夜「了解。そして時は動き出す」
すると修一と柊子は動き出した。
柊子「!な、何よこれ!?」
修一「柊子!」
修一は柊子を庇い出した。
桜「動け!剣達!」
桜の掛け声により、剣達は二人に向かって放たれた。
修一「ぐっ!ぐああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
修一の断末魔は続いた。暫くしてそれは終わり、そこには柊子を守った修一の無残な姿があった。修一の体は、首に無数のナイフが刺さり、胴体は肉が削られ、内臓や骨が見えていた。辺りに血が飛び散っていた。
桜「まだ生きているな。柊子」
気を失っていた柊子は桜の声により起きた。
柊子「…え?修…兄……?」
柊子は絶望の表情をした。
柊子「い…嫌ああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
柊子は叫んだ。それもそうだ。目の前に兄の無残な姿があったら誰だって叫ぶ。
修一「柊……子…」
すると修一は声は途切れ途切れだが喋った。
柊子「修…兄!?」
桜「まだ生きてるとは驚いた。けど…長くはないな…」
柊子「修兄!修兄!」
修一「柊子…生きろ…そして、あいつ…を……ころ…せ…!」
柊子「分かった!分かったから喋らないで!」
修一「す、すまん……な…」
そして、修一は息を引き取った。
柊子「修…兄…の、仇!」
いきなり柊子は桜に攻撃をした。
桜「チッ!まだ生きてたか!次でおわ…!?」
しかし、そこには柊子は居なかった。
(必ず……殺してやる……桜、覚悟してなさい…)
桜はその声を聞いた。そして、結界が解除され、フラン達が桜によった。
フラン「あの女は!?」
桜「…すまない…殺り損ねた」
兇「おいおい…どういうことだ!?」
桜「修一は柊子を庇った。それで柊子は生き残り、何処かに行った…」
兇はそれを聞いて納得した。
兇「なるほど。だったら仕方ねえ。あいつは柊子を大切にしてたからな」
桜「すまない…」
桜は悔しそうに俯いていた。
さとり「仕方ないですよ。少し休みましょう。それから考えましょう」
桜「ああ…分かっている…」
朝日が桜達を照らすが桜は苦しんでいる表情を浮かべていた。




