焦りそして教えられるもの
少し短いです。感動話になってるかな…
桜「チッ!結界を破らずに来ただと!?」
悔しいそうに桜は叫んだ。
紫「仕方ないわ。彼女は『ありとあらゆる力を無効にする程度の能力』を持ってるのよ?結界を破らずに来るのは容易よ」
桜は叫んだ。
桜「それだけじゃねえ!あいつは多重能力だ!」
桜はそう言うと何処かに行こうとした。
紫「何処に行く気?」
桜「倒しに行く」
兇「無駄だ」
すると兇は桜の前に出て遮った。
桜「退け、殺すぞ」
兇「先ずは落ち着け。第一その体力でどうする?途中でスタミナ切れでやられるのが関の山だ」
桜「黙れ!」
尚も行こうとする桜を今度はさとりとフランが止めた。
フラン「お兄様…それじゃ昔と変わらないよ?」
さとり「そうです。そうやって躍起になって昔のように守れず仕舞いです!」
桜「…確かにそうだ。けど今はそんな悠長に休んでる暇なんて無いんだ。俺は行く!」
さとりとフランの言葉を理解しても行こうとする桜の前に霊夢が出てきた。
桜「何だ?」
霊夢「…あれは嘘だったの?」
桜「!?」
桜は驚いた。そう、霊夢は桜を超える殺気を出していた。
桜「殺る気か?」
霊夢「……あんたはそうやって…」
桜「?」
桜は構えたが次に霊夢が発した言葉に桜は驚いた。
霊夢「あんたは…あんたはそうやって一人でやろうとするんじゃ無いわよ!あんたのその癖はそうやって今来てんでしょ!?さとりやフラン、私達に頼りなさいよ!」
桜「!?」
霊夢「あんたは今は一人じゃないのよ。あんたを想ってる奴や、受け入れた私達がいるのよ!?少しは…自分が一人じゃ無いことを自覚しなさい!」
桜は黙った。霊夢は喋り続けた。
霊夢「それに…あんたの過去を知ってる私達はあんたを一人にはさせないわ」
その言葉を聞いた桜は涙を流した。
桜「…!あれ?……何で泣いてるんだ、俺は?」
いつも一人だった桜はその言葉を聞いて更に涙を流した。
桜「ヒッ…ク、あり…がと…う……霊夢」
桜はそのまま数十分泣き続けた。
桜「…みんな、すまない。ありがとう」
桜は小声でそう言った。




