軍神登場
椛を倒し、守矢神社に着いた俺は東風谷早苗を呼んだ。
「すみません。早苗さんいますか?」
呼んだらはーいと、返してくれて来た。
「どちら様で…しょう…か」
「すみません、神奈子さんいますか?」
瞬間、俺がいた所に弾幕が飛ばされてた。
「あなたは…!先ほど文さんから聞いた『化け物』ですね!?」
「うわあ、『化け物』はひどいなぁ。俺にはちゃんと、神谷桜という名前があるのに…」
「そんなの関係ありません!それと神奈子様には会わせません!」
きっぱり断りやがったよ。こいつ。
「はぁ、仕方ないな。…恨むなよ」
静かに、早苗の横を横切って、
「刀符『手刀 冷徹なる魔の手』」
「え…」
早苗の背中を峰打ちした。
やはり、これは使いやすい。自分の腕を氷の剣にして相手を斬るスペル。弾幕ではないが俺はこれの方がいい。だけど、他のでも倒せる。そう考えてたら、殺気を感じて立っていた所をずらしたら、さっきまでいた所に御柱が宙から降ってきた。
「ちっ、外したか。次は当てる」
弾幕が飛ばされた所から推測して、弾幕を飛ばした本人を見て、
「おやおや?どうしました?」
笑いながら、挑発する。そこには殺気をはらんだ神奈子がいた。
「貴様は…私が殺す!」
「いいでしょう。ですが俺はそのつもりでしたがね!」
互いに向かって走り出した。