表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方孤独記  作者: black cat
平穏な日々
39/67

日常 三

フランと俺は紅魔館を出て白玉楼を目指して飛んでいた。

「お兄様ー?何で私を連れていくのー?」

「フランの能力を利用するためにな」

「私の能力?」

フランは頭を傾げた。それもそうだ。分からないはずだ。

「ああ、フランの能力が必要何だよ。この封印は」

「封印?」

「それは着いてから話す。さて、こっちに来てるのは文かな?」

桜の予測通り文が来た。

「おやおや、これはデートですか?」

「またお前の腕を斬ってもいいぞ?文」

「それは勘弁してください…あなたの場合洒落になりませんから…」

すると文は青ざめた顔をした。よし、トラウマ植え付け成功!

「そんじゃ行くか。フラン行くぞ?」

「はーい!」

青ざめた文を放っておいて俺達は白玉楼に向かった。少しして白玉楼の門に着くと、そこに妖夢がいた。

「おーい、妖夢~!」

「さ、桜さん!?来てくれたのですか!?」

「いや今回は別件で来た」

「そうですか…」

あちゃー落ち込んだよこいつ。まあいいや。

「さて、妖夢?『扇子』はあるか?」

「扇子…ですか?しかし、幽々子様の扇子しか分かりませんが…」

あー、成る程。

「妖夢、少しじっとしててくれ」

「?」

桜妖夢の頭に手を乗せた。すると、妖夢はどんどん表情が変わっていき、驚愕の表情をだしていた。

「何故私はそんなことを忘れていたんでしょうか…」

「まあ大方、紫だろうな。…さて、フラン、妖夢。俺の側にいろ」

「「?」」

恐る恐る側に来たフランと妖夢は次の光景に驚愕した。

「結符『結界』」

桜がスペルを唱えると無数の弾幕が出てきた。

「妖怪の賢者のお出ましだ」

すると、スキマが出てきて、怒った表情をした紫が出てきた。

「桜、あなた何したの?」

「まあ、勝手にやったのは謝る。一先ず俺の話しを聞け」

「…何をしようとしてるの?」

「俺の力の封印だ。そして、フランにしかこの封印を解除出来ないようにな」

紫は不思議そうに尋ねてきた。

「どういうこと?フランにしか解除出来ないって…」

「まあそれは見れば分かる。そんじゃ幽々子の所に行くか」

そうして、俺達は幽々子の所に行った。屋敷に入ると、幽々子が出てきた。

「やっぱりばれちゃったわね~紫の能力も効かないし」

「俺の能力で見れないものは未来だけだ。『扇子』はあるか?」

「あるわ。けど、あれは『性格』がいいとは言え、死を操るのよ?」

「大丈夫だ。あれも封印に使える」

「そう」

そう答えた幽々子は妖夢に持ってきてくると頼み、妖夢は取りに行った。すると紫が俺に尋ねてきた。

「桜、どうやって妖夢に使った能力の力を無効化にしたの?」

「まずはお前を呼ぶため。それだけだな」

すると紫は呆れた表情をした。

「またあなたの術中にはまったのね…」

「あらあら、珍しいわね~紫がこんな風になるなんてね~」

「お兄様すごーい!」

「只今お持ちしました…これはどういう状況ですか?」

入ってきた妖夢がこの場の状況を把握できなかった。


暫くして、幽々子は俺に言ってきた。

「この扇子の名前は『紅桜』。この絵の桜は紅いでしょ?これをあなたにやるわ」

「ありがとう。よし、一回外に出るぞ」

俺は紅桜を持ってフランを連れて外に出た。

「フランはそのままじっとしててくれ」

「うん、分かった」

すると俺の周りに魔方陣がいくつも出てきて辺りが紅くなった。そして、それらが終わると紅桜に紫色の鈴がついていた。

「ありがとう、紅桜」

「封印は終わったかしら?桜」

「ああ、ばっちりだ」

「私は何したの?」

「フランの能力を使って封印を解除出来るようにした。つまり、フランがいないと解除出来ない。ということ」

「何で封印したの?」

「ん~なんとなく?」

「はあ、いいわ。それじゃ私は戻るから」

そう言って紫はスキマの中に入っていった。

「そんじゃ俺達も帰るか。フラン、帰るぞ?」

「うん、お兄様!」

「そんじゃな、また来るよ」

「また来なさいね~」 

「また入らしてください」 

二人に挨拶して、俺達は紅魔館へ帰った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ