桜の過去 弐
今回は短めです。
桜の過去を聞きたいと思ったのか、大勢の奴らが聞こうとしてた。
「おいおい…面白くねえぞ俺の過去なんて」
桜がそう愚痴ると紫が、
「あら、いいじゃない。それより話してちょうだい」
「…はあ、分かったよ。けどちょっと待て」
すると桜は指を鳴らし、もう一人の桜が出てきた。
『え!?』
「過去の桜だ。よろしく」
「こいつも入れる。いいな?それじゃ話すぞ」
桜は話し始めた。
まず、俺は二つの能力を持っている。俺は物心ついたときから一つの能力を使いこなしていた。五六歳になって気づいた。俺はそれを誰にも気付かれないように生活してた。もちろん親にもだ。それまで普通に両親と暮らしていたさ。けど、ある日それが壊された。強盗殺人が俺の家に来た。そして、両親は殺された。俺の目の前でな。そしてその強盗は俺に気付いて、殺そうとしてきた。あの時の光景は今でも覚えてる。俺はその強盗を殺した。その時が初めて殺した時だ。そしたら目が色んなものを見るようになった。俺は無意識に能力を発動させていた。そのせいで、能力の力が上がった。
桜がそこで区切り、言った。
「さて、ここで問題。俺の能力はなんでしょう?あ、ただしレミリアは言ってはいけないよ」
「分かったわ」
突然であるがみんなは考えだした。フランが応えた。
「ありとあらゆるものを見る程度の能力?」
「おしい!それは小さい時の能力。今はそれの上位の能力だ」
フランは考えだした。するとさとりが応えた。
「全てを見透す程度の能力、ですね?」
その場のみんなが驚いた。桜を除いては。
「流石だな。正解だ。よし、話すぞ」




