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東方孤独記  作者: black cat
幻想桜異変
25/67

あなたが好きだから

桜「スベテコワシテヤル、コワシテヤル」

桜は倶利伽羅のスペルを発動させ、狂気に呑まれてしまった。今の桜の姿は異様だった。額から一本の角が生え、肘からも後ろに向いて伸び、肩からは上に向いて角が生えて、脚は獣のような形になっていた。今までに着ていた桜の服は破れ、上半身裸だった。そして、上半身は倶利伽羅紋紋が浮かび上がっていた。

紫「このままだと…きついよりもやばいわよ!みんな!すぐに倒すわよ!」

桜「サセナイヨ?『夢想封印ー散ー』」

紫「え?」

さっきまでいた場所には桜はいない。そして、紫の目の前に現れた桜がいた。更に博麗の巫女にしか使えないスペルを桜は使い、紫は更にパニックに陥った。

紫「なん…」

紫は迫り来る弾幕を避けきれず数々の弾幕を被弾した。

桜「ヒトリメ」

魔理沙「くらえ!『スターダストリヴァリエ』」

桜「キカナイヨ?魔砲『ファイルマスタースパーク』」

魔理沙「え?うぎゃああああ!」

魔理沙は少ない魔力で桜にスペルを放ったが、それは虚しく避けられ、桜が放ったファイルマスタースパークを避けれず吹き飛ばされた。

霊夢「魔理沙!紫!あんたよくも!神霊『夢想封印』」

桜「ホウ?ナカナカダナ」

霊夢は今までに放った夢想封印とは違った夢想封印を放った。弾幕の数も今までとは違い、避けきれないほどの弾幕の数だった。しかし、桜はそれを意図も簡単に、いつの間にか出していた黒曜剣で、全ての弾幕を斬った。

霊夢「な!」

桜「ザンネンダッタネ。ソレジャ、サヨウナラ!」

桜は霊夢に躊躇いなく、剣を降り下ろそうとした。霊夢は目を瞑ったが、痛みが来ないことに気付き目を開けたら、そこにはフランがレーヴァティンで受け止めていた。

霊夢「フラン!?」

フラン「お兄様!正気に戻って!」

桜「コイツヲオモッテイルノカ?ダッタラヤメトケ。オマエニメリットハナイ」

フラン「そんなの関係無い!私がお兄様を助ける!」

桜「ウルサイ!ジャマダ!」

桜はフランを飛ばし、再度降り下ろそうとした。しかし、それはさとりが借りているグングニルによって止められた。

さとり「あなたも心を読むことができる。そして、私達より辛い過去を持っている。だったら私はあなたを助ける!」

桜「ホザケ!」

さとりを飛ばし、叫んだ。

桜「ソンナザレゴト!ダレガシンジルカ!オレタチハソウヤッテダマサレタ!イマサラシンジロトイワレテモオソイ!」

桜は弾幕を放ち、さらに叫んだ。

桜「ソレニコイツノココロハ!イチドコワレテイル!ソンナヤツにナニヲモトメル?コイツニハナニモナイ!」

さとり「だから、それをあなたに知らせたい。それが私ができる最大の救いです」

フラン「さとりさん!私も私も!」

さとり「ごめんなさい、フランさん」

さとりとフランは笑っていた。桜を想いながら。

フラン「だからね?私はお兄様を助けたい!ただそれだけなの」

さとり「私も同じです。それに、私はあなたの笑顔が見たいですから」

フランとさとりは自分達の言いたいことを言って、桜に抱き付いた。

桜「ハ、ハナレロ!ハナスンダ!」

フラン「離れない!私は離れない!」

さとり「私だって離れません!私達は…」


フラン・さとり「「あなたが好きだから!」」


とたん、桜は苦しみだした。

さとり「私の能力で桜の心に行きます!フランさん、行きますよ!」

フラン「いいよ!行って!」

さとりとフランは桜の心に入った。

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