表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方孤独記  作者: black cat
幻想桜異変
21/67

桜の力 弐 そして…

紫「ん…ここ…は?…はっ!霊夢達が危ない!急いで行かなきゃ!」

紫はすぐに戻ろうとすると、

???「どこに行く気ですか?」

紫「誰…え?あなた…何故ここにいるの!?」

紫は驚愕した。先程、自分を刺した人物がここにいた。


紫「桜!!」


桜?「まったく…少しうるさいですよ?紫さん」

紫「うるさい!ここはどこ?あなたは何故ここにいるの!?」

桜?「少し落ち着いて…」

紫「これが落ち着いていられるか!早く答えて!!」

桜?「わかりました。けど、本当に落ち着いてください。それから話します」

落ち着かせようとしてる桜を見て、おかしいと今更気が付いた。

紫「あなた…桜なの?私が知ってる桜は、好戦的だったと思うけど…」

桜?「?ああ、自分は桜の分身です。過去の桜です。」

紫は目を見開いた。

紫「過去…の桜?」

過去の桜「はい、そうです。…それにしても、あいつは!いい加減止めた方がいいのに!」

紫「あなたは、見る限り、普通のようね」

過去の桜「え?いや、俺も戦いは好きですよ?」

紫は頭を抱えた。やはり同じだったことに。

過去の桜「ですが、これはさすがに止めた方がいいです。このままだと、暴走して呑み込まれます。鬼に」

紫「鬼?」

過去の桜「ええ、俺達の身体には鬼がいます。そして、いつからいたかも、知っています。あいつが生まれた時に鬼がいました。あなた達のスペルカードルールにそると、『倶利伽羅』と出てきます」

紫はまた驚愕した。その鬼の名前に。

紫「倶利伽羅!?何故あの鬼が!?」

過去の桜「知ってるのですか!?」

紫「ええ!倶利伽羅は昔封印されたのよ!」

過去の桜は少し考えて、顔を上げた。

過去の桜「そうか…だから、あんなに壊れたんだ。俺達の精神が」

紫「けど…もう無理ね。ああなったら倶利伽羅を出すことは」

過去の桜「そうですね。それはもう知ってましたし。ああ、すみません。どうやらあっちから来たみたいです」

過去の桜は何かが来てるのに気が付き、謝った。

紫「どうゆうこと?」

過去の桜「実はあいつから、閻魔とその部下を連れてこいと言われてたので、その口実であなたを仮死状態にしてます」

紫「何故私なの?」

過去の桜「あいついわく、博麗霊夢を怒らして、さらに閻魔達を呼ぶのだったら、紫を仮死状態にした方がいいと」

???「そうそう。おまけにあんたは妖怪の賢者。あんたが死んでくるのは、まだ早いからね。そうでしょ?映姫様?」

???「ええ。小町の言う通りです。八雲紫はまだ死にません。いや、死ねません、と言った方が合ってますね。そうでしょ。八雲紫」

紫「確かにまだ死ねないわ。映姫様、帰らしてもらうわね?」

映姫「いいですよ。それに今回は彼に頼まれましたから。桜、あなた達は、死んだら必ず、地獄行きですからね?」

映姫様はニコリと目を笑わせないで、過去の桜に伝えた。

過去の桜「大丈夫です。死にませんから」

それに応えて、過去の桜も同じように笑った。

小町「それじゃ、私達も行きましょうか。映姫様」

映姫「ええ、そうしましょう。それと桜、あなたも来なさい。これは命令です」

過去の桜「元からそのつもりでしたよ?八雲紫、あなたの大切な者がいる。その者の場所へ帰れ!」

過去の桜は紫に手を掲げ、紫を帰らした。

映姫「それじゃ行きましょう。小町、お願いします」

小町「あいよ。もう着きます」

それぞれの思いは違う。しかし、それを承知の上で行動を共にしている。あっちに着いたら、敵同士になってしまう―

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ