夢と現実
俺は夢を見てた。過去の夢を。突如、暗闇の空間が出てきた。
この夢から出ようと手かざそうとした瞬間、話し掛けられた。
『あなたは、何で…傷つけるの?』
『何ですぐに諦めるの?』
それは、過去に言われた言葉達だった。さらに、
『それはただの逃げよ!?あなたは逃げた!その真実から目を背けるな!』
ああ、俺だってそうしたいさ。けどな、俺はその行動ですら許されなかったんだ。それが当たり前だと心に刻まれてるんだよ。
『私は嫌だ!お兄様は救われるべきよ!』
何で俺に対して、その言葉が出る?俺の記憶を見た癖に。
『あなたが壊れていい理由にはならない!』
結局壊れたよ。何で壊れる理由としては十分だと思うが。何故お前が決めつける?
…もういい。止めよう。こんなのなんも役に立たない。そろそろ、起きよう。
桜は意識を覚醒させた。
ひとまず、地底から出て桜は森の中で寝て起きた。
「さて、地底は行ったし、どこに行こうかなぁ。…てか、鬼はあんなに弱かったっけ?」
桜は衝撃の言葉を言ってるのを知らず、考えてたが、諦めて次はどこに行こうか考えていた。その時、
グウ~、と腹が鳴った。
「…人里へ行こう。腹が減りすぎてる」
桜はそう呟き、人里へ向かった。人里へ向かう途中、何体か、妖怪に絡まれたがすぐに殺した。人里に到着すると、何故か人里の人は桜を見るなり、逃げてった。桜は何故そうなったのか原因を調べたら、桜の人相書きが書かれていた。しかも、
『この男は人殺しを平気でする輩。皆が、十分に気を付けるべき人間』
桜は怒りに身を任せようか迷った。迷ってしまった。何故なら、
「飯が食えなくなるだろうが!!」
そう。桜にとっては死活問題だ。今まで、桜の娯楽といえば食事だったため、その楽しみが無くなると所構わず、『何か』を食べてしまうからだ。その『何か』は人間も例外ではない。
「人肉は酸味が強いからやだな~。はあ、どうしよう?」
その言葉を一人の半妖が聞いていた。




