紅魔館への襲撃 参
そのまま、先のメイドの主人がいる部屋を探しだし、その部屋に向かっていた。
「はあ、あのメイドさん、何故こんなに広くしたんだろうか?馬鹿だな。…まあいいか、めんどくさいから能力でレミリア・スカーレットの部屋が見つかったし、このまま行こう」
そのまま先のメイドの主人、レミリア・スカーレットの部屋に着いた。
「さて、どんな吸血鬼なのかな?」
扉を開けようとしたら、部屋の中から殺気を感じ、すぐさまその場から逃げた。そして、扉ごと一本の槍が通過した。
「やっぱりそう来ましたか。ですが、そんなの効きませんよ?レミリアさん」
「フンッ!貴様、このまま生きて帰れると思うなよ?」
彼女はそう言って、次の攻撃に必要な槍、『スピア・ザ・グングニル』を出してきた。桜が発言した言葉に目を丸くした。
「あなたの能力は『運命を操る程度の能力』ですね?面白い能力だ。でも…これだけは扱えないとはね。ちょっと驚きだ」
何故、この能力は扱えないだろうか?真剣に考える桜ではあるが…
「何を考えている時間があるとでも!?消えなさい!神槍『スピア・ザ・グングニル』!」
「はあ…少しは考える時間をくれよ…結界『魅力的な四重結界』」
「!?」
桜の周りに結界が施された。レミリアのスピア・ザ・グングニルでも突破出来なかった。
「それは…八雲紫のスペル!?」
「……なるほど…そういうことか…それだけは扱えないんだな。よし、原因がわかったから再開しよう」
そう言って、結界を消した。レミリアからはあり得ないと顔をしたのを桜に見せていた。
「ど、どうした?まるで空いた口がふさがらないと言ってるようなもんだぞ?」
「あ、あり得ないのよ…あなた、その過去は何?そんな過去を体験したあなたは何者?」
「!?」
「もういい、お前とは戦えない。ここから、たち…さ…れ…」
「俺の過去を見たぐらいで何ふざけたこと抜かしてる?本気で殺すぞ?」
桜からは、今まで、出した殺気よりも、より濃密な、さらに強い殺気を出してた。
「ふん!そんなの関係ないわ!私はもうあなたとは戦いたくない!ただそれだけよ!」
「それはただの甘えだ。そんな感情、捨てろ!」
「捨ててるのはあなたよ!?あなたはまだ人間。いくらでもやり直せるわ!」
「黙れ!俺の何がわかる!?結局救えず、そして、嫌われ続けた!貴様に何がわかる!?たかが五百年しか生きてない貴様に何がわかる!?」
「黙るのはあなたよ!?そんなのただの逃げよ!?あなたは逃げた!その真実から目を背くな!」
「…そうか。よほど殺されたいようだな。だったら、望みどうり殺してやる!」
桜はレミリアの首を手で掴み、締める。
「ぐ!?…あなたは…助けようと…した…。け…ど…助けれなかった…」
「黙れ!黙れ黙れ黙れ黙れ!!」
桜は叫び、レミリアは笑っている。そこに…1つの不確定要素が来た。
「お姉様、な…に…を」
「フラン!こっちに来てはだめ!」
レミリアはフランに叫んだ。
「お姉様を離せ!」
桜はレミリアから離れ、フランを見て、
「ちっ!…!?君…は…?」
「お姉様に何てことをするの!?生きて…帰す……フッフハハハハハハ!?あなた誰ぇ?あなた、壊れないよね?壊れたら、詰まんなーい!」
桜はフランの様子を見て、驚愕の表情を見せたが、すぐに戻りフランに、
「君は…同じだ。俺と…。狂気に呑まれた者。だったら…選択肢は1つしかない。君を…助ける!」
「ワタシヲタスケル?タスケレルモノナラタスケテミロ!きゅっとしてドカーン!」
その瞬間、桜は爆発したがその場にいた者は信じられない光景を目にする。
「ふむ、フランの能力は『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』、か。だけど、俺には効かない」
フランは正気に戻り、叫んだ。
「お、おかしい!何で壊れないの!?あなた、何者!?」
「フラン、君を助ける!」
そのまま桜はフランに向かった。レミリアは桜に叫んだ。
「フランに何するつもり!?」
「あいつを…フランを助ける!」
「どうやって!?」
「俺の記憶を見せる!」
「!?止めて!それだと余計だめに…」
「大丈夫。策はある!」
そのまま桜はフランの前までに行き、フランが怯んでる隙に、
「君に、俺の記憶を見せる。俺の記憶は辛い。だから、気を付けろ」
フランは何を言ってるのか、わからなかった。そして、フランは意識を失い、桜と一緒に寝てるかのような顔になった。




