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接触

「幼竜を助ける為に手を煩わせて済みません!」


「あぁ、気にするな。」と言うなり、転移しようとするアル


そこに「待って下さい!!」とユリカが制止した。


アルは『なんだ……?』と不思議そうな顔をしている…………


「あの、私達が準備している間に騎士隊と幼竜が接触したらどうするんですか?」


「あ………、」とアルは固まり、固まってしまった事を誤魔化すように「りがとう」と続けた。


「私にお礼は要りませんから、一団を束ねる者としてシッカリして下さい。」


「いや、別に束ねたくて束ねている訳では…………」


「私は構いませんが、そんな態度を他の者には見せないで下さいね。」


「あぁ」


「じゃぁ、騎士団達に此方の準備が済むまで待ってくれるように話に行きましょう!」


「あぁ……」とアル達はは騎士団達の陣地に飛んだ。


そうしてアルが陣地に到着すると、


騎士団の面々がいきなり襲い掛かってきた!


アルは手加減しつつも騎士団を倒していくが、相手が多く休み無しで掛かってくるためアルもバテて来ていた。


このままでは埒が明かないと思ったアルは最大級の攻撃をしようとした時


「待って下さい!」とユリカが叫ぶと唄を歌い始めた。


ユリカの唄に因って場が落ち着きを取り戻した頃、、、

騎士団は八割方壊滅していた。


「やっちゃった…………」とアル


「やっちゃったじゃ有りません!」

と二人がどうしようと佇んでいる所へ、


「久しぶりで御座いますアル様!」と一人の男が現れた。


「誰?」


「アルフォードと申します。特級部隊の長を勤めております。」


「そう、部隊壊滅させちゃってゴメン(((^_^;)、でも、それにしても隊員弱くない?」


「いや、いや、アル様がお強いんですよ!遠目からでしたが、みるみる強くなっておいでの様でした。」


「そんな筈は無いんだけど?」とアルが神眼鑑定で自分を見てみると、桁が変わる程強くなっていた!


自分で自分の強さを疑うアルに


「アル様のスキルの成長促進と経験値10倍の結果でしょう」とユリカが助言した。


「こちらは?」と部隊長


「天女族のユリカと申します。今回はアル様に幼竜の保護をお願いしました!」


「天女族ですか、さすがはアル様ですね!」


「知っているのか?」


「はい、私達と同じかそれ以上に稀少な種族で滅多に現れず他者に従わず、竜の世話をして過ごしているそうで、実際にお目にするのは初めてです。」


「ほ~」と感心するアル


「気にせず今まで通りに接してください。」とユリカは頭を下げた。


「わかった!でも、騎士団がこれじゃあ、幼竜保護どころでは無いよな?」


「そうでもありませんよ?」とユリカが異を唱えた。


「何で?」


「明後日位になれば分かりますよ!」


「じゃあ、今日は疲れたし休むか。」


「それではアル様、此方へどうぞ!」と部隊長の部下が案内を始めた。


アルは案内に付いていきながら部隊長に

「なぁ、俺は家出している状態なのに良いのか?」と訊ねていた。


「それでは、アル様は私達と離れて夜を過ごしている間に団員が襲われても構わないのですか?」


「それは困る。」


「命が掛かっている場では協力するのが普通です。それが出来ない者は生きていけません。」


「そうだな」


アルが部隊長と話している間に部下が用意した寝床に到着していた。

「それでは、こちらでお休みなさって下さい。」


「ありがとう。」そうしてアルは深い眠りに落ちて行った。

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