覚悟
アルのいきなりの発言に【アルベルト様!?】と外にいる全員が驚き同じ反応を返してきた。
「ユリカはギルドで用意したコンテスト運営委員ですぞ!」
オウンゴールが注意を促す。
「なのでコンテストの参加者ではありません!!」ナタリーが補足説明をしてくる。
そこへ、家で仮眠を取っていた眷族達とミエールがやって来た。
「オリビア、この子を仲間にする事にしたよ!!」
「アル様、正気ですか?」オリビアが確認をしてくる。
「コンテストに参加されてない者を奴隷にしたら、どうなるか分かっておられですか?」ナタリーがさらに踏み込んだ質問をしてくる。
「奴隷ではなく仲間にすると言ったんだが…………」アルは周りの鋭い視線と言葉に緊張しながらも何とか反論した。
だが、、、
「言葉を言い換えただけでは周りは納得しませんぞ」
ナシガミが周りの人の気持ちを代表して言う。
「アルベルト様は、先日ミエールが行方不明になった折りも、〔俺の仲間だぞ!〕と言われ10億リルもの大金を使われて捜索されています。」
オウンゴールが先日あったミエール捜索の件を気持ちの根拠にあげる。
「そして、アルベルト様にとって奴隷も仲間と扱われており大変大切にされているという事が分かった事件でした。」
話を引き継いだかのようにナタリーが話す。
「だから、アルベルト様の奴隷になれば、大切にされ生存確率が上がるというのが、コンテストに参加した者達の考えとなっている。」
とナシガミがアルの奴隷になる事の意味を話す。
続けてナタリーが
「希望者が多くなると予想が出来たので、登録費を貰い賞品を用意したのです。」と登録費を徴収した理由を話した。
「分かった!登録費が払えなかった希望者からも採用を考えてみるよ」
覚悟を決めたようだ。
「では、取り合えず残りの7人との面談を終わらせましょう!!」
ナタリーが動きの止まった皆を促すとコンテスト会場に戻っていく。
そうして遅れたコンテストが再開され、アルは7人を面談していくが、こちらの方が何故かアル好みの女の子が多かった…………
不思議に思ったアルは面談が終わると眷族達に話を聞くことにした。
「もしかして、俺が好きになりそうな子を省いたの?」
【すみません!】コナツ以外の三人が頭を下げた。
『気持ちが分かるだけに素直に謝られては仕方無いな…………』とアルが思っていると、
「私は一緒に訓練して楽しいと思える人を選んだぞ!」
『うゎ、同じ事なのに自慢気に言ってきた?』
アルの身を守る騎士としては強いか弱いかは重要だった。
だが、結局省いた事には変わりはない…………
七人との面談でやはり疲れてしまったアルは、結果は翌日に発表する事にした。
こうしてコンテストは三日目に突入する事になってしまった。
後日、ほぼ確実に修正致します。
話が荒くてすみません!




