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ミエールを探せ!

アルは二人を縛り引き連れ、ギルドに向かった!

アルは静かに怒っていた、

まだ一晩足らずしか居なかったとはいえ仲間が消えたからだ!

お礼として貰った以上は手放す積もりなど微塵も無い。


「オイ!ミエールを知らないか?」ギルドに入るなりアルは叫んだ!


周りが突然のアルの叫びに固まる中、

「知りません❗」と受付嬢が怯えながら答える。


アルは受付嬢に向かうと「ミエールを依頼として探して貰いたい。報酬は10億リルとこの二人だ!」とナシガミとオウンゴールを示す。


ギルド内はアルの発言に騒然とする。

女一人に10億リルという一家族(10人前後)が働かず宿で遊んで暮らせる額を示したからだ。

ナシガミとオウンゴールについては居ないと困る人物ではあるが居なくなっても困るのは家族位であった。


「承りました!」と受付嬢は冷静に受理した。


「オイ!、ミエールを届けるだけで遊んで暮らせるぜ?」

「町長とギルド長に恩も売れるし探すしかないよな?」

と冒険者達は各々相談している。


さらに「見付からなくても協力してくれた冒険者達には10億リルを山分けするよ」とライルが伝えると、


「それなら、今受けている依頼の違約金払っても損はないな」と

殆ど全ての冒険者が捜索依頼を受けていく。


この話は口コミで伝わり、冒険者以外の者も捜索に加わっていく。


奴隷一人にそれだけの金額を使う事が町の奴隷達に伝わるとこぞってアルの奴隷になりたい者が現れ、町娘も『報酬は要らないから大事にされたい!』とアルの側に居たいと思うようになる。


そして、宿に戻ったアルはナシガミとオウンゴールの二人を部屋の隅に縛り付け、眷族達に説明しだす。


「どうやら、ミエールは捕まったらしい。恐らく犯人はこの町の住民ではないだろう。」

「それでは、探しに行きましょう!」

とオリビアが駆け出す勢いで言う。

「闇雲に探しても疲れるだけだ。」

すると、コナツは騎士らしく指示を待つ姿勢で「どうされるつもりですか?」と聞いてきた。

「ギルドに捜索依頼を出してきた。犯人は慌てて逃げようとするはずだ、済まないが、町を巡回して異変が在ったら知らせてくれ!」


【分かりました!】と眷族達が部屋を出て行くのをアルは見守っていた。

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