表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/66

アルとカミラーデ

『ヤバイ!カミラーデの部隊が出て来たぞ⁉』


普通なら、応援部隊が増えれば助かるはずだが、周りが不幸になればポイントが減りやすくなるアルにとっては足手まといになる可能性の方が高かった。


というより、ステータスが違いすぎるので、確実に足手まといである。

だからと謂えども追い返す訳にもいかなく…………


[オリビア!フォルン!カナリア!コナツ!カミラーデの部隊が出て来た!後ろに強いモンスターを流さないように戦え!]と念話で指示を出す。


【はい、喜んで!】と返すオリビア達。

『なんか違うけど、うん!了解という事だよな?』

コナツからは[ご褒美は!?]と返って来た。

『ヤバイ!』とビクビクするアル。

【ご褒美?】とやはりオリビア達から疑問の声が上がる。

[うん、コナツに頑張りに応じて褒美をする約束をしたんだ……]

【コナツだけですか?ズルいです(怒)!!】

[オリビア達にも褒美するよ]と約束させられ、

[アル様の子供が欲しい!]と気が早いカナリアがフライングする。

『フライングしてもまだゲット出来ないだろ!!』

オリビアは冷静に?[それ、予約します]と何事もなく言う。

フォルンは[私も御願いします]と同調するのだった❗

更にコナツからも[お泊まりコースも可能なのですか?]と要求度をあげられてしまう。


アルは余計な事を約束させられ、カミラーデ部隊に対し嫌悪感を持ってしまった。又、部隊の加入により更に気を使った戦闘を強いられ、フォローしなければならない人数が増えストレスが溜まっていく。


その最中、とある部隊で隊員が攻撃を受け転んでしまったので、アルは透明化のスキルを使いモンスターと冒険者の間に滑り込んだ。

アルが隊員を庇うように滑り込んだ瞬間、投擲ナイフがアルに飛んで来た❗


『うわ!』とビックリしたアルだったが、当然の如く自動危機回避スキルが発動し怪我はせずに済んでいた。


アルがどこからのナイフか探ると、「少し休んでな」と言う言葉と共に遊撃隊が現れ、ナイフを投げていた事が分かった。


『ほ~、遊撃隊とかいう部隊もあったんだな。』とアルは戦略の練られた作戦に幾らか感心する。


それはそうと、部隊もアル自身も疲れ始めていたので、アルは最後の手段を取る事にし、群れのリーダーへと近付いていく。


闘いながら観察した結果、リーダーが鷲の様なデカイ鳥形モンスターというのが分かり、モンスター数も減っていたため漸く近づく事が出来ていた。


アルは自身の身に傷を付け血を抜き取っていく、

『痛(>_<)イタタ、(>_<)』

かなり強くてデカイ相手で在る為に量もそれだけ多く必要だ。


アルは何度も何度も自身を傷付けていく。

『アル様倒れないかしら?』とオリビア達はアルの身を心配して見ていたが、コナツは『変わった趣味だわ~』とアルの特殊固有スキルに拠る為だと思わずに見ていた。


コナツはアルの眷属であった為、悪い感情を抱かなかったが、アルを何も知らない者がその様子を見ていたとしたらかなり気味悪がるだろう。


事実、アルの様子を遠くから見ていたカミラーデの部隊員達は気持ち悪がって不思議そうに見ていた。


アル自身もそういう目で見られるのが予想できた為にカミラーデ部隊の出現を歓迎しておらず、このスキルは見せたくなかった。


見せたくは無かったが、透明化や隠密のスキルを併用してしまえば、瞬間再生が持続出来ないおそれがあった。

その為、見せざるをえず、今日、アルはカミラーデを助けたことにより部隊員達に変な天龍人族として覚えられてしまっていた。

次回、13日0時更新します。

他にも二作書いていますのでお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ