アルと眷族達の誓い
ドラゴンから離れ、一息つけられる場所に着いたアルは倒れ休んでいた。
その様子をオリビアとコナツが申し訳なさそうにしていると…………
「オリビア膝枕してくれる?」とアルからの声が掛かった。
まだ涙ぐんでいるオリビアは「はい、喜んで!」と精一杯笑おうとする。
放置気味のコナツは「私も何か致します!」
「コナツは反省と警護を宜しくね。」
「はい」と落ち込みぎみに返事をしたのだった。
そして、この日はそのまま休む事になり、翌日昼頃にアルが目覚めた。
オリビアとコナツは、一睡も食事も取らずにアルを見守っていたのだった。
アルは『どうしたらアルの気持ち分かってくれるかな』と考え、昨日言いたくとも言えなかった事を口にする。
「オリビア、コナツ、アルが心配で眠れなかったのは分かるけど食事位はしてよ。オリビア達が具合悪くなったり、居なくなったら困るのはアルだよ?これ以上、悲しませたり、困らせないで!」と訴える。
続けて、「気持ちや考えは分かるけど、アルは皆を危険にさらしてまで勝ったり、眷族を増やそうとは思ってないよ。そんなことの為に大切な人が怪我したり、死ぬのは嫌だよ。」と悲しそうに言う。
【………………】何も言えず黙り込む眷族達に
「反省しているなら良いから誓いの言葉とキスをして!」
オリビア「今後はアル様の気持ちを考えて行動して無理な事や危険な事はしません。」
コナツ「アルベルト様の危機以外の時は危険な事はしません。常に側を離れず警護します。」
と誓うと順にキスをしてくるのだった。
「じゃあ、フォルンとカナリアを迎えにいくよ!その後、五人で何処かの町でパーティーしよう!」と雰囲気を変えるため明るく言って転移した。
転移した先では、フォルンとカナリアが森の洞窟の中で待っていた。
二人はアルが怪我をした位しか知らず、それほど危険な事が有った事を知らなかった為にのんびりと過ごしていた。
二度手間になるのが嫌だったアルはオリビアに説明して貰った。
そして、フォルン・カナリアが「アル様の気持ちを考えて行動します!」と
誓うとキスをしてくる。
特にカナリアは大人のキスをしてくるのだった。
それを見ていた眷族達は誓いのキスのやり直しを求めだし、されてしまったので、カナリアが回数が少ないとキスのやり直しを求めるが、
『カナリアは濃すぎる!』と、アルも含め一致団結で阻止したのだった。




