初依頼後
アルは王都清掃が終えた翌日、アル専用に作られた謁見の間で女王アルテミスと監督官ミガルドと話していた。
「アル、短い間に良くアイラスを綺麗に出来ましたね♪」と女王から話を切り出してきた。
ミガルドが「実に感心させられました。」と続けて言うと、
アルは「目立ちたくないから頑張ったのに目立ってしまいました」と項垂れていた。
「王族で人気者のアル様が目立って活躍をしてくださって感謝しております。」とミガルド
「褒美に何かお願いはある?」女王アルテミスが優しく聞いてきた。
「街中で目立つのは疲れますので、次は討伐に行きたいです。」と応えた。
アルの希望を予測していた女王は「二人とも自己紹介を頼みます。」
すると、男と女の騎士が出てきた。
「初めまして、ネオンと言います。」男が言う。
「初めまして、ミルファと言います。」美人が笑顔で挨拶してくれた!
一人は紺の髪に赤い目をした美男子で、
もう一人は、ショートカットの赤い髪に青い目の美人で対照的な姿をしていた。勿論、この二人は龍化も出来るという事だ。
だが、束縛されたくなく(美人な騎士なら逆に束縛してみたいが)、
一人の方が気楽なアルは、なんとかしてでもこの条件を断ろうとする。
そして、一日休養しながら考えたアルは決心する!
せめて、『両親とメイド眷族にはアルの能力の一部を明かそう』と
翌日、女王の間に出向いたアルは
「母さん、内密にして貰いたいお話が有ります。」
「何かしら?」
「出来れば、両親とメイド達だけに話したいのですが?」
「分かったわ!遮音魔法を使いましょう。」
女王が言うとすぐ様、宮廷魔法士が呪文を唱え出し魔法を使った。
「これで良いかしら?」
「有り難う。それで、アルの能力を話そうと思うんだけど…………」
そうしてアルが明かした能力は
【特殊スキル】
全種族翻訳、 瞬間記憶習得、 瞬間再生、 絶対防御、 状態異常無効、 全魔法適正、 超絶隠蔽、 自動危機回避、
【スキル】
隠密、 透明化、 気配察知、 念話、 全ステータス10倍
等だった。
「それならば、実際にどの程度なのか模擬戦をして貰ったらどうだ?」
父オルガからの提案に対してアルは「分かりました。では、先日紹介して下さった騎士二人を同時に相手します。」と宣言した。




