王宮脱出!初依頼!!
女王アルテミスは、アルの説明及び懇願を聞いて思った。
可愛い子には旅をさせなきゃ!!と
しかも、国の問題が減るなら、将来国を次ぐアルの為にもなるだろうと!!
既に、国内ではアルが国を継ぐというのが当たり前に思われていた。
選挙とか意味あるの?というレベルである。
そして、アルへの謁見依頼は一週間に一度とされた。
この世界は一週間が8日間とされていて、5日働き3日休日というスタイルだ。
天曜、星曜、地曜、海曜、空曜は働き、命曜、動曜、植曜は休日が基本となっている。
こうしてアルは、謁見で依頼を受けていく事になるのだが、やはり、5歳になったばかりでは無理な案件もあるのでアルの要望や力量に沿った物・重要な物が選ばれていく。
初の謁見依頼は、5歳という事もあり王都内での作業が選ばれていた。
この依頼の依頼者は王都管理官による物だった。
「お初に御目にかかります。ミガルドと申します。」
結構な歳のお爺ちゃんだった。
「ミガルドさん初めまして、アルベルトです。宜しくお願いします。」
「アル様、気軽に爺ちゃんとでも呼んでください。」
「そう?お爺ちゃんの依頼は何ですか?」
「アル様には王都内の風紀改善や清掃を御願いしたいのです。」
「それが依頼なのですか?」
「はい、誰かがやるだろうと自分から片付けようと思わず、
散らかっているから少し位ゴミが増えても構わないだろうと
段々とゴミが増えてきて収拾が付かなく困っております。
それで、王族で人気のあるアル様が片付けに動けば王国民も
変わるのではないかとお願いに伺ったのです。」
「う~ん、分かった。引き受けるよ。」
「ありがとうございます。」
こうして、初めてのお使いならぬ、依頼を受けたのだった。




