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初の眷族

俺も4歳になり、ある程度自分の意思を伝えられる様になって来たところ、急遽、脳内にお知らせが来ていた。


そのお知らせとは、いつも世話をしてくれている三人娘が親公認の元、許嫁に立候補していて、俺が認めれば三人娘の眷族化が実行されると云うのだ。


俺としては願ってもいない事だったので、眷族化を実行した。

これで、あの娘達に堂々とベタベタ出来るとほくそ笑みを漏らすのだった。


しかし、完全な眷族とするには肉体の一部を与えなければならない様で、現時点では仮眷族となっている。


そこで、俺は今、母親から今後の事を聞きつつ三人娘がどうなるのかを聞き出している(知っているのに知らない振りは少し辛いな)。

母親の回答は「アルが望めばずぅっと一緒に居られるわよ。」というものだった。俺はもちろん「母さんありがとう」と応えるだけだ。


そして、俺はオリビア、フォルン、カナリアの三人に話している。

「母さんからずぅっと一緒に居てくれると聞いたけど本当ですか?」と聞くと、オリビアが代表で「本当です‼」と言って抱きついてきた!?

続いて「「アルベルト様を独りには致しません。」」とフォルンとカナリアが抱き付いてきたのだ。


「じゃあ、アルのお願い聞いてくれる?」


【アル様の為になる事なら!!】普段は騒がしいがこういう時には、息の合う三人娘である。


「アルからのお願い言うね。一つ目、アルの秘密を誰にも話さないで。二つ目、アルを信じて。三つ目は二つが守れるなら話す。」


【何が何でも守るわ】


「アルの能力に眷族化が在るんだけど、眷族になってくれるならアルを食べて下さい。」


【………………】


(・_・?)何で黙ってしまったんだろう?

「アルの事、嫌いなのですか?」ボッチの記憶が甦り涙ぐむアル(´・ω・`)


そして、ナイフを取り出し、自分に突き付け、大量の血を流すアルに《ハッと》した三人は【アル様~!】と駆け寄り、口々に喚き始める三人。


アルは血液が減った影響からか多少思考が回ってないようで、泣きながら「どうか、アルを信じて血肉を口にして眷族になって下さい」と言うことしか出来ない。


オリビアが「アル様の血を舐めれば宜しいのですか?」

フォルンが「アル様の為になるなら!!」

カナリアが「何でもする!」

と揃ってアルの血を舐めるのだった!!

そこで、眷族化完了の知らせを聞き、アルの気が途絶えるのだった。

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