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ビヰ玉Ⅳ  作者: 由城 要
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初)初めて読む方への簡単な登場人物紹介


 初めて読む方への簡単な登場人物紹介



[七緒ななお]

 芸者小屋から引き取られ、宮内家の使用人となった少女。母親から『早く死ぬように』と「七緒」(由来は『亡』と、ぷつりと切れる鼻緒の『緒』)と名付けられた。母の仕打ちのせいか、声が出ない。宮内家に来てから時折不思議な体験をするようになる。


[左一さいち]

 宮内家主人の長男。尋常小学校の生徒。学校での成績は常に優秀で、柔和な性格をしている。使用人の七緒にも優しく、周りからも将来有望と期待されている。青いビー玉の持ち主。


[孝次たかつぐ]

 宮内家主人の次男。尋常小学校の生徒。意地悪でお調子者な所はあるものの、学校ではガキ大将であり、子分達の喧嘩の仲裁役でもある。七緒になにかしらちょっかいをかけてくる。赤いビー玉の持ち主。


[和泉いずみ]

 宮内家主人。左一と孝次の父。妻は第3子出産の直前に亡くなった。芸者小屋から七緒を引き取った張本人。左一と孝次にビー玉を与えた。


[ユキ]

 宮内家の第3子。名前は、弟か妹が出来るかもしれないという知らせを聞いた左一と孝次が密かに考えていた『弟でも妹でも合う名前』としてつけられた。橙色のビー玉の持ち主。


[ヨシ]

 宮内家の使用人。一番の古株。七緒を子供としては扱わず、使用人の一人として認めている。その厳しさから孝次には『鬼婆』と呼ばれることも。


[秋代あきよ]

 宮内家の使用人。若い女で、自身も弟妹がいるためか、七緒や左一、孝次を可愛がる。一方で嫌われ役のヨシを気遣う一面もある。


[巽たつみ]

 宮内家の主人、和泉の友人。街で骨董店を営んでいる。女のように長く伸ばした髪、色白な姿のため、女々しいとヨシから嫌われているものの、子供達からの人気は強い。七緒にかんざしを渡した。



***



 以下は今回出てきませんが、今まで読んで下さった方への登場人物紹介です。



[花江はなえ]

 巽骨董の向かいにある真木野機織屋の長女。孝次の友人で、女ながらも勝ち気で気が強い。左一が好きで、左一の前では女らしい言葉遣いに変化する。何故か七緒のことは嫌いらしく、犬猿の仲となっている。


[市太郎いちたろう]

 真木野機織屋の長男。花江の弟。孝次の子分だが、臆病で小心者。姉や孝次にからかわれることが多い。周りからはイチと呼ばれる。


[眞治しんじ]

 孝次の友人で、百姓の子供。力や体の大きさは孝次に負けないものの、口べたで無口。あまり前に出ることは無い。普段怒らないだけに、一度切れると手が付けられない。口の動きで七緒の言いたいことが大体分かる。


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