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8月物語  作者: 右京
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ホコ天記念日

今日は、「ホコ天記念日」。

早々に浴衣へ着換え、虫除けスプレーを浴びサンダルを履けば


準備完了。家族全員で近くで開かれてる夏まつりへ足を運んだ


会場へ近付くにつれ、まつり太鼓や盆踊り馴染みの音楽が聞こ


えてきて私の「まつりテンション」を上げてくれる


まつりの中には、ホコ天も含まれかなり大規模な催し物だった


ホコ天と聞くと都市の大通りで開催されてるイメージを持つが


私達の行ったホコ天は、自然豊かな田舎の中で行われてるもの


だった。にも関わらずホコ天メイン通りには屋店が両脇にびっ


しり並び多いに賑わっている


わた飴屋、たこ焼き屋、大判焼き屋、焼きそば屋、焼き鳥屋、


水飴屋、金魚すくい屋に射的コーナーまで。子供心くすぐる


店ばかりに私は、目をキラキラさせていた。お腹の虫を鳴ら


さんばかりの美味しそうな匂いも充満し食欲を刺激した


まつり提灯が照らす屋店の通りをゆっくりと歩み行く。多種


多様な店は、子供だけでなく大人をも楽しませていた。覗いた


射的コーナーなんて子供よりもむしろお父さんが真剣になって


身を乗り出し夢中で的を狙っていた。見てるこっちまで何だか


微笑ましくなってくる




井戸での出来事は、誰にも話せなかった。怖いというのもあったが


未だ自分の中でも受け入れがたい出来事だったし、整理出来ずにい


たからだ




屋店の通りを中盤辺りまで進んだ頃、少し先のひときわ賑わう屋店が


目に飛び込んできた。人の壁ができ遠くからは何の店だか分からない


分からない分、余計に好奇心を刺激し足を向かわせた。




つづく



明日は、「ハサミの日」。

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