詩*祈りのようなもの* 願い 作者: a i o 掲載日:2016/09/27 厚い雲に覆われた夜も 君は月明かりの白さを思い出せますように 風が強く窓を叩きつける日も 君は庭の秋桜を揺らすそよ風を忘れませんように 瞼を瞑る前の不意に襲う闇にも 君の君を信じる力がその胸の灯りになりますように 空は空 風は風 闇は闇 その中で君は 爪先から髪先まで 研ぎ澄まされますように 血潮の中で君の心は 揺らぎますように それを 愛しく抱きしめられますように 伸ばした背筋が指す空 君は君だけの青 いつか 重ねて深く 想い合えますように