【超能力先輩とBBQ】&【超能力先輩と海】
【超能力先輩とBBQ】
葵「では、これで、海岸清掃を終わります。解散!!」
椛「あー。肩痛いわ~」
万「なんだかんだ言いつつ、椛が一番働いてたからね」
楓「椛先輩かっこよかったですよ」
椛「まぁな。物の扱いに関してはプロなわけだし」
愛「プロとかあるんだ……」
葵「ちよ、食器類を向こうにもっていってくれ」
ち「あ、了解でーす。葵先輩、このスイカは……?」
葵「校長からの差し入れだ。あとでこれも運んでくれ」
ち「葵先輩が飲み物とBBQセット運んでくれって言ってましたよー」
愛「わかった。椛、行こうか」
椛「うい」
おじさん「いやぁ、君たち、清掃活動ご苦労様。これ、差し入れだから、みんなで食べてね」
万「スイカですか。大きいですね……。ありがとうございます」
ち「え……!?」
万「ん……?」
万「どうしたの小桜さん?」
ち「実は、校長からも差し入れでスイカ貰ってるんです」ヒソヒソ
楓「え……。スイカ2つ!?」
ち「ううん。校長が2つ買ってきてるから、合計で3つ」
万「なるほど、富士見がスイカを買ってくるなって言った理由がわかったよ……」
葵「やっぱり、差し入れ貰ったのね。こっちでもいただいたから合計5つよ」
椛「肉の数よりスイカの方が多いんじゃねぇか?」
愛「近くにスイカ農園でもあるのかっていうぐらい、スイカばっかりだね」
葵「生徒会とそっちで、1つずつ持ち帰るって考えても3つは食べなきゃいけないわね」
楓「BBQを食べたあとにですか!?」
葵「どこかのバカ2人がいらない気遣いをして、BBQの材料をいっぱい買ってきたからね」
バカ1(椛)「いや、BBQに焼きそばは欠かせないだろ」
バカ2(万)「せっかくだし、魚介類も欲しいかなと思ったから……」
生徒会が用意した食材
・大きい牛肉のパック×3
・大きい鶏肉のパック×1
・大きい豚肉のパック×5
・焼くだけのイカ×人数分
・ソーセージ(お徳用パック)×2
万と椛が用意した食材
・小さいウィンナー(お徳用パック)×3
・野菜類
・貝柱
・イカ
・冷凍餃子
葵「なんで頼んでもない餃子なんて買ってきてるんだ!?」
楓「鉄板で焼く餃子が美味しいからじゃないですか」
愛「人数を考えようよ……。僕たち、10人だよ?」
ち「どう考えても15人前はありますね」
葵「さらに言えば、佐藤副会長と大森庶務は用事があって帰るからな」
ち「ってことは、生徒会より私たちの方が多いんですか!?」
万「俺達、一歩間違えれば侵略者だよね……」
椛「間違えずとも侵略者だろ」
愛「違うけどね!?」
楓「まぁまぁ、お腹すきましたし、食べましょうよ」
葵「ほら小菊、トングだ」
万「はいはい。ってナチュラルに俺が焼く側に回らされている!?」
ち「先輩、私も手伝いますから」
葵「小桜は、なんというか、危なっかしいな……」
万「俺が守っていれば大丈夫でしょ?」
ジュージュー(肉を焼く音)
万「イカ、もう食べられるんじゃない?」
楓「じゃあ、さっそくいただきまーす」
椛「まずは肉からだろ」
愛「ねぇ、レタス千切っていい?」
楓「サンチュみたいにしましょうよ!! おしゃれでよくないですか?」
椛「お、そういえば串も買ってきてたんだ。焼き鳥にしようぜ」
万「鶏肉が少ししかないから、ソーセージと豚肉の合体になるけどいい?」
楓「それいいですね!! ちよ、飲み物取って~」
愛「うん。焼トウモロコシ、美味しい」
葵「あの、愛くん。あーんてしてほしいです」
愛「普通にいやだけど……今日だけ特別ね。箸貸して」
書記「会長が鼻血を出したぞ!!」
キャアキャア!! ナニヤッテルンデスカー!! ダレカタオル!!
ワイワイガヤガヤ
万「結局、あれだけの量を食べきるんだから、大したものだよ」
ち「おかげで私たちはほとんど食べてないですけどね」
ち「まぁ、私は小食なんで満足ですけど」
万「俺はちょっと足りないかなぁ。けど、スイカあるからいいか」
ち「先輩、一切れだけ残ってますし、食べていいですよ」
ち「はい、あーん」
万「え!? じゃ、じゃあ、いただきます……。あーん」
万「うん……美味しい」モグモグ
ち(間違って私が使ってた箸でやっちゃった!! けど、先輩は気にしてない?)
万(今、小桜さん箸取り換えてた!? さすがに取り換えたよね!? 見てないところで取り換えたよね!?)
万「こういうのも、悪くないね」
ち「へ!? あーそうですね」
【超能力先輩と海】
葵「よし、スイカ割りするぞ!!」
椛「冗談だろ? この満腹の状態でやったら死ぬぞ」
葵「じゃあ、泳ぐか?」
万「ずいぶんとアクティブだね!?」
葵「今年は愛くんと海に来てるからね。テンションぶち上ってるのよ」
愛「テンションが高いのはいいけど、口調は守ろうね」
ち「メタ発言辞めてください……」
楓「けど、軽く遊ぶっていのは賛成です。せっかく水着も持ってきてますし」
万「それは小桜さんもですか!?」
ち「なんで敬語……。まぁ、持ってきてますよ」
万「よっしゃ!! 幼女の水着!!」
女性陣「黙れ変態」
椛「あれ、愛はどうするんだ?」
愛「今はこういう中性的な水着も流行ってるんだよ」
椛「いや、潔癖のお前が海に入れるのか?」
愛「そっち!? 人に触られなければ、入れるよ!!」
それぞれ分かれてお着替え……
ち「恥ずかしいですね」
万「幼女にワンピ水着!! 最&高」
葵「お前、未だかつてないぐらいきもいな」
楓「それより、早く海行きましょうよ」
椛「……綺麗な色のパレオだな。名前つけてやろうか?」
楓「人の水着口説くのやめてもらえます!? あと、まじまじと見ないでください」
葵「ちょっと筋肉付いてるのね……。すごい、すごくいいわ」ハァハァ
愛「気持ち悪いから絶対に触るなよ!? というか、近い!!」
楓「早く海行きましょうよ」
ち「変態たちを置いて、泳ぎに行こうか」
万「そのまえに、海は危ないから、準備体操しておこうか」
葵「律儀かよ!!」
椛「最強のライフセーバーがいるから大丈夫だろ」
万「それもそうか。じゃあ、なんかあったらテレパス送ってね」
愛「本当に便利でいいね」
ち「先輩、私泳げないので、手伝ってくれませんか?」
万「ああもちろん。といっても、俺も泳ぎは得意じゃないんだけどね」
葵「じゃあ、それぞれ遊んでていいが、そうだな……16時にはここに戻ってくるように」
楓「こういう時はしっかりしてますよね……」
ち「じゃあ先輩、手を貸してもらっていいですか?」
万「え、普通に浮かせておくとかじゃダメなの?」
ち「それじゃバタ足の練習にならないですよね!?」
万「なんか、水着だから、余計に恥ずかしいんだけど」
ち「言わなきゃ何も感じないですよ!!」
ち「先輩って案外ピュアですよね」
ち「ほら、しっかりつかんでてくださいよ。私の事守ってくれるんですよね?」
万「その聞き方はずるいよ……」
万「まぁでも、この力は大切な人を守るための力だからね」
ち「あはは。相変わらず、キザなセリフですね」
ち「でも頼りにしてますよ。先輩」




