【超能力先輩とフラペチーノ】
万(今日は、椛と愛が映画に出かけている)
万(仲間外れにされたわけではなく、カップル割引をするために二人で行ったらしい)
万「んー。掃除をするからって家を追い出されたしなぁ」
万「図書館でも行くかー」
椿「あら、万じゃない? どこか出かけるのかしら?」
万「あ、椿先輩。お久しぶりです」
椿「そんなに畏まらなくていいのに」
万「いやいや、尊敬する先輩ですから」
椿「おだてても何も出ないわよ。ところで、これからカフェに行くんだけど、あなたも来る?」
椿「おしゃべりに付き合ってくれるなら、コーヒーぐらいは奢ってあげるわよ」
万「じゃあ、せっかくなんでお付き合いしますよ」
万(もしかして、俺たちの元部長ってちょろい……?)
椿「どこか出かけるつもりだったの?」
万「掃除をするからって家を追い出されただけなんです。だから図書館でも行って涼もうかと思ってて」
椿「たしかに夏真っ盛りになってきて熱いわよね~」
椿「あ、今は涼しいかしら?」
万「そうですね。先輩の近くだと、それなりに涼しいです」
椿「我ながら便利な能力だわ~」
万「暑さ寒さのコントロールなんて簡単ですもんね」
万「それに、俺たちと違って細部の調整までできますし」
椿「あなたが暑さをしのごうと思ったら、この辺りを永久凍土にしちゃうものね」
万「そこまで不器用じゃないです!!」
カフェにて
椿「あなたは、何を飲むの?」
万「いや、あんまりス〇バ来ないんで、メニューわかんないです……」
椿「じゃあ、無難にキャラメルフラペチーノでいいかしら?」
万「よくわかんないんで、それでいいです」
椿「サイズはどうするの? トールでいいかしら?」
万「と、トール? よくわかんないですけど、少な目で……」
万(いつもは愛がやってくれるからなぁ。先輩は何を言ってるんだろう……?)
万(っていうか、フラペチーノってなんだ? カプチーノの親戚か!?)
椿「あなた甘いもの嫌いじゃないわよね。少しホイップ足してあげましょうか?」
万「あー。なんかいい感じでお願いします」
万(いつも愛は何を持ってきてくれてたんだろう。それすらわからない……)
万「俺、向こうの机で待ってますね……」
万「はぁ、椛がここにだけは来たがらない理由が分かった」
万「雰囲気が苦手なんだろうな~」
椿「そうね、あなたたちが好きなカフェとは少し違うものね」
万「うわ、先輩早かったですね……」
椿「フラペチーノ持ってきたわよ」
万「これが、そうなんですか……?」
万「なんか、ホイップはみ出しててめちゃくちゃ飲みにくそうなんですけど」
椿「ホイップ多めでいいんでしょ?」
万「なんか黒いのかかってるんですけど」
椿「チョコソースね」
万「先輩、抹茶ですか……?」
椿「そうよ。抹茶フラペチーノよ」
万「フラペチーノって何なんですか!?」
椿「さぁ、わからないわね」
万「ゴクッ。めちゃくちゃ甘い……。胸やけしそう」
フラペチーノの小話
フラペチーノはスター〇ックスの造語。
フランス語のフラッペと、イタリア語のカプチーノを合わせている。
万くん、当たらずとも遠からず!!
ス〇バ行ったことないので、詳しくはわかりませんが。
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