【超能力先輩と筋肉痛】
ち「お、おはようございます……」グッタリ
楓「こんにちわー」グッタリ
椛「よ、よう…」グッタリ
愛「あれー?みんなぐったりしてるね」
椛「うわ、裏切り者が来たぞ」
楓「一人だけ生徒会長に連れ回されて何の競技もやってない人が来ましたよ」
愛「ずいぶん棘のある言い方だね…。おおむね事実だけど」
万「はろー。椛、まだ足痛む?」
椛「遅かったな。ちょっと立ち上がれないんで、座ったままでいいか?」
万「ああ、いいよいいよ」
ち「先輩はずいぶん平気そうですね…」
愛「あはは。万は一応超能力者だからね。筋肉痛治すぐらいわけないんじゃない?」
楓「なんですか、そのピンポイントな超能力」
ち「岸先輩は治せないんですか?」
椛「俺は生物に対しての超能力は使えないんだよ」
万「っていうかそもそも、なんでこの高校は体育祭の次の日も普通に学校があるんだろうね?」
楓「ほんとですね。休みにしてくれればよかったのに…」
愛「みんな、ちょっと運動したぐらいでだらしないよ?テニス部の吉田はピンピンしてたじゃん」
椛「答えは明白じゃねえか。俺達文化部だぞ」
楓「演劇部も体力づくりで走ったりはしますけど、そんなに長い時間やりませんしね」
ち「先輩、私たちの筋肉痛治せないんですか?」
万「うーん。失敗したら筋肉無くなるけど、それでも良ければ」
楓「それを了承する人はいませんよ!?」
椛「なあ、瞬間移動で帰らせてくれー」
愛「自分で使いなよ」
椛「バカ、あれ疲れるんだよ」
楓「……あれ? 椛先輩って、キーパーだったんじゃ?」
ち「あ、でもその後リレーで走ってたか…」
万「ああ、一回戦はキーパーだったけど、敗者復活戦からはキーパー交代してたからね」
愛「椿先輩の試合見に行ってて居なかったんだっけ」
水「おーす。今日はお前たちに依頼だぞー」
ち「あ、顧問の水山先生」
水「説明ありがとう。で、依頼内容だが…」
楓「なんで、みんなメタいこと言うの…」
万「水山先生、ちょっと今日は依頼無理っすね」
水「ん? なんか用事か…?」
万「俺たち今筋肉痛で超能力が上手く使えないんですよ」
愛「サラっと自分も混ぜたね」
椛「アイツ帰るつもりだぞ。よし、俺たちも乗っかるか」
楓「私もサボろう」
ち「みんなしてずる賢いですね。私も…」
水「ああ筋肉痛か……。昨日は惜しかったなぁ。あと二点で逆転まで迫ったのに」
万「そうですね。けど、あの時無理してたら今日学校来れませんでしたよ」
椛「なんでアイツはスポーツ漫画のキャラみたいなこと言ってるんだ?」
ち「謎ですね」
楓「今のうちに帰っちゃいましょうよ」
愛「そうしようか」
水「そういえば、昨日のことで……」ダラダラナガナガ
万(俺も帰りたいのに…。)シクシク




