【超能力先輩と夜更かし】
万、愛→3年生
ちよ→2年生
霊音→1年生
特に時期とかはありません。
万「ふぁ~あ。……眠い」
霊「ずいぶん大きなあくびですね」
ち「どうせ本の読みすぎで夜更かししたんじゃないですか?」
万「大当たり。と言いたいところだけど、今回は違うよ」
ち「え、もしかして、徹夜でデートプランを考えたり……?」
愛「まぁ、万ならやりかねないか……?」
万「期待されてるところ悪いけど、普通にミステリードラマ見てただけです」
霊「な~んだ。思ったより普通の理由ですね」
ち「先輩のバーカ……」
万「ただ夜更かししただけで、何でこんな言われるんだ……」
愛「その『ただの夜更かし』が問題だからでしょ」
愛「人間は健康的な睡眠が大事なんだよ。とくに……」
万「22時から翌2時はお肌のゴールデンタイム、だろ?」
霊「それ、きっしーパイセンにも口酸っぱく言ってましたよね」
愛「だって、2人とも守らないんだもん」
ち「私も鏡柳先輩に言われてからは、遅くとも22時半には寝るようにしてますよ」
万「そもそもさ、最近の研究では否定されつつあるよ?」
愛「はぁ?」
万「重要なのは規則正しい睡眠時間、適した睡眠環境、寝る前の肌ケアが大事らしい」
愛「……小桜ちゃん、コイツと付き合ってて疲れない?」
ち「まぁ、たまに正論で詰めてきてウザいときはあります」
霊「岸先輩も小菊先輩も、微妙に女心がわかってないですよね」
愛「僕たちは、そういう科学的な話がしたいんじゃないの!!」
万「ちょっとまて、お前は一応男だろ。そっちの立場でいいの?」
愛「ここでそれ言うのはナンセンスだから」
ち「っていうか、先輩。目の下に隈出来てますよ?」
霊「本当だ。そんなに目立たないけど、うっすら……」
万「マジで? 朝、顔洗ったときは気づかなかったんだけどなぁ」
愛「隈が目立つまで夜更かしって、昨日何時に寝たの?」
万「徹夜だよ。子供の時に好きだったドラマの再放送やっててさ」
ち「徹夜ですか!? あ、もしかして、授業中寝てました~?」
万「いや、瞬きで疑似睡眠ができる超能力使ってたから。眠気を覚ます超能力もあるし」
霊「不健康な使い方してますね~」
ち「……先輩、何日寝てないんですか?」
万「さぁ?」
愛「とぼけるなバカ。隠してるけど、超能力の出力落ちてるだろ」
万「3日ぐらい」
霊「やべーですね。さすがにそこまで行くと、超能力でもカバーできないんじゃ?」
ち「先輩、いますぐ帰って寝ましょう」
愛「小桜ちゃん、最悪、薬盛っていいよ。薬ちゃんに連絡して、強めの睡眠薬使おう」
万「ちょっとまって、それだと、モルモットにされる気がするんですけど」
霊「反省がてら、モルモットになったらいいんじゃないですかね?」
万「本当に待って!! 眠気をごまかす超能力を解除すれば、いますぐにでも寝れるから」
ち「それ聞いたら、余計に薬使ったほうがいい気がしてきましたけど!?」
愛「夜更かし以前の問題だったね……」




