【不死身先輩とパンフレット】
葵「失礼するぞ。小菊と岸は居るか?」
ち「あ、葵先輩こんにちわ」
万「ああ、前に言ってたやつだね。じゃあ、行こうか」
楓「あれ、生徒会長さん?」
ち「そうだよ。この部活のお得意さん的なかんじ」
椛「多分、生徒会の連中が一番俺たちを頼ってるな」
ち「ほとんど雑用ですけどね」
葵「何してるんだ、岸、ちよ。早くおいで」
葵「って、君は誰だ?」
楓「あ、初めまして。一年の友田楓です。ちよの友達です」
葵「初めまして。私はこの学校の生徒会長を務めている富士見葵だ」
葵「何か困ったことがあったらすぐに相談すると言い。特にそこのロリコンにセクハラをされたときは我慢せず早目に言うんだよ」
万「俺はどれだけ信頼されてないの!?」
楓「あ、小菊先輩がセクハラするのは、ちよだけなんで大丈夫です」
ち「それ、私的には何も大丈夫じゃないんだけど……」
万「大丈夫、あまりひどいことはしてないから」
椛「してたら問題だろ……」
生徒会室にて
楓「私、この部屋初めて入りました」
椛「俺たちも普段は入らねぇよ。ごくまれにだ」
葵「いくら手伝いを頼んでるとはいえ、生徒の情報だったり金庫のカギだったりがあって、おいそれと部外者を入れるわけにはいかないんだ。今はしょうがないがな」
ち「まぁ、生徒会室の写真撮影なのに、廊下からじゃダメですよね」
万「中学生向けのパンフレットに使うんだっけ?」
葵「そう。その撮影の手伝いを頼むぞ」
椛「せっかくだから、小桜たちも撮っておくか?」
楓「ちよをパンフレットに載せたら小学校の案内と勘違いされませんか?」
ち「そこまでじゃないよ!!」
葵「あはは。ちよと友田は仲がいいんだな?」
楓「ええ、小学校からの友達なので」
葵「それは長いな。互いに何でも言い合える関係というのは素晴らしい」
楓「さすが、生徒会長だけあって真面目で格好いいですね」
ち「いやぁ、どうかな……」
楓「え……?」
愛「遅くなってごめんねぇ!!」
葵「愛くん!! 今日もかっこいいわ」
楓「あ、あれ……?」
愛「えーと、万と小桜ちゃんが写真撮影用に片付けをして、椛が生徒会室と富士見の写真を撮るって聞いてたんだけど、僕は何をしたらいいのかな?」
葵「愛くんは私の隣にいてくれればいいわ!! それより、今日はお姉さまになってくれないの?」
愛「女の体だと、富士見が触ってくるから、嫌だよ。男の体でも距離近いのに」
楓「えーと、説明が欲しいかも」
ち「分かりやすく言うと、極度の美形好きで、鏡柳先輩のことが好きみたい。男女両方ね」
楓「うん、説明されても理解が追い付かなかったかな」
万「超能力者にまともなやつはいないってことだね」
椛「それをお前が言うのか。ちょっとしたお笑いだな」
万「どういう意味かな!?」
楓「愛くん、私と腕を組みましょう!!」
愛「わざわざ寄ってくるなよぉ!!」
楓「はぁ、知りたくなかった……」
ち「大きめのため息は辞めてあげて!!」




