【超能力先輩と裁判】
カンカン!!
椿「これより、小菊万の裁判を開廷します」
椿「検察側、被告の罪状を読み上げてください」
椛「はい、被告、小菊万の罪状は小桜ちよに対するセクハラ行為の数々です」
椛「被害者の精神的ストレスを鑑みると、死刑が妥当かと」
ち「いや、重すぎませんか!?」
ち「っていうか、これどういう状況なの!?」
椿「傍聴人は静かにするように。では、弁護側、続けて」
愛「被告のセクハラ行為は日常的なものであり、今まで被害者は声を上げることはなかった。それはつまり、容認していたということは明白です」
楓「そもそも、被害者であるちよはそのセクハラを望んでいた。当然、被告は無罪です」
ち「望んでないよ!! ってか、こっちも極端だな」
椿「死刑執行人から、一言どうぞ」
ち「誰に対して発言求めてるんですか!?」
ち「なんならすでに決まっちゃってません?」
葵「私は、無罪でいいと思います。愛くんが言ってるので」
ち「無茶苦茶すぎる」
ち「なんだこのカオスな状況は……。絶対に夢でしょ」
椿「では検察側、尋問をどうぞ」
椛「はい」
椛「では、小菊さん。小桜に対して不純な感情を抱いていますか?」
万「……はい」
ち「あ、そこは認めるんですね。確かに私の足とかめっちゃ見ますもんね」
椛「小桜さんの友人であり、今回の弁護側である友田の方がスタイルはいいと思いますが?」
楓「異議あり。私に対する侮辱です」
ち「どっちかっていうと、私に対する侮辱だったよ!?」
椿「異議を却下します」
ち「却下されちゃったよ」
万「それは、俺がロリコンだからです」
椛「このように、被告の性癖は歪んでおり、いつかこれ以上に痛ましい事件へと発生する可能性が考えられます。よって、死刑にしましょう」
ち「いやいや、厳しすぎるでしょう!?」
ち「それに、先輩のセクハラはせいぜい頭撫でるぐらいですから、容認しますよ!!」
椿「では弁護側、反対尋問をどうぞ」
愛「被告は小桜ちゃんに不純な感情を抱いていると言いましたが、それは恋愛感情ですか?」
ち「ストレートすぎる質問!! そこに踏み込みます……?」
万「恋愛感情はありません。可愛い妹みたいな感じです」
ち「やっぱ、コイツ死刑にしましょう」
椿「傍聴人、口を慎みなさい」
楓「被告はちよに対して恋愛感情を抱いていません。つまり、検察が危惧する痛ましい事件へ発展する可能性は限りなく低い。無罪でいいでしょう」
ち「いや、被害を受けてる私が死刑を求めてるんだよ」
椿「被告、被害者に対して言いたいことはありますか?」
万「まずは先に謝罪を」
万「不愉快な思いをさせてしまい、申し訳ございませんでした」
ち「先輩、そんなに気にしてないんで、いいですよ?」
ち「でも私以外の娘にやったら、怒りますからね」
万「それと、小桜さんがたまにやる甘えた声はとてもえっちくて好きなので、定期的にやってほしいなと思いました」
ち「葵先輩、コイツ殺してください」
私「は!! ゆ、夢か……。最近、話を考えるのが大変で、ずっとネタを練ってたからな」
私「……今の夢、ネタになるな!!」




