【超能力先輩と髪色】
女「すいませーん。依頼なんですけど」
万「おお、生徒からの依頼は久しぶりだなぁ」
ち(ネクタイの色的に、一年生? どこのクラスの人だろう)
女「あれ、アンタ、3組の人だよね」
ち「え、私のこと知ってるの? 授業で一緒になったことある?」
女「私5組だし、一緒になることはないと思うけど、アンタ悪い意味で有名だからさ」
ち(ああ、身長のせいか)
女「この先輩に脅されてるんでしょ?」
ち「そこまで酷い人じゃないよ⁉︎ 確かにどうしようもない変態だけど」
万「俺の悪評、そこまで轟いてるの?」
ち「多分、私といるせいで、悪目立ちしてるんじゃないですか?」
万「いや、俺の態度が悪いんじゃない?」
女「どっちでもいいし、多分両方だと思う」
女「それより、頼みごといい?」
ち「あ、ごめんね。どんな依頼?」
女「今週末デートなんだけど、その日だけ髪色を変えたいんだよね」
ち「ああー。一応校則的には髪染めちゃだめだもんね」
ち(なぜか、鏡柳先輩は許されてて、明るい金髪だけど)
女「で、依頼内容は、いろんな髪色を試して見たいっていうのと、デート当日に髪を染めてほしい」
万「OK。そのぐらいお茶の子さいさいだよ」
女「あざっす。じゃあ、適当にお任せでお願いします」
万「小桜さん、愛の姿見を借りるから、支えててもらえる?」
ち「あ、わかりました」
ポヒュン
万「まずは王道の金髪」
ち「少し派手すぎませんか?」
女「私のメイクと合ってないんだけど。もっと暗い色にしてよ」
ポヒュン
万「じゃあ、茶色とか?」
女「ただブリーチ失敗したみたいになってるじゃん」
ち「もっと、曖昧な色の方が良いんじゃないですか? 発光を抑えたような色とか」
女「やっぱりそうだよね!! アンタセンスいいね」
万「センスが無くて悪かったね。愛ならともかく俺には難しいよ……」
ポヒュン
ち「銀色は銀色でも、ネズミっぽい色ですか」
女「悪くはないけど、もう少し派手でもいいかな。ちょうどいいくらいにできないの?」
万「髪色の調整って難しいんだよ!? 下手したら毛根全部殺しちゃうし」
女「え、こわ」
ち「先輩は細かな調整なんかが苦手なんです。許してあげてください」
万「次はどの色にする?」
ち「紫とかいいんじゃないですか?」
女「いいね!! アリかも」
万「紫!? さすがに派手すぎでしょ。大丈夫かなぁ」
女「そう思っても、案外アリだったりするから、やってみてよ」
ポヒュン
ち「あー明るすぎます。もっと暗く」
万「えぇ? どういうかんじ……こう?」
ち「イイですよ。そうですそうです」
女「わ、どんどん色が変わってく」
ち「前に岸先輩がモン〇ンやってた時のキャラクリエイトみたいですね」
万「何その分かりづらい喩え!!」
女「……?」
万「ほら、彼女分かってないじゃん」
女「モン〇ンはしってるよ。クラスの男子がやってるのを見たことある」
ち「気遣いが苦しい……」
デートは上手くいったそうです。よかったね。
個人的に銀髪のキャラが好きです。
皆さんはどんな髪色の人が好きですか? 染めてみたい色でも構いません




