【超能力先輩と分身ドッキリ】
愛「今日は、小桜ちゃんにドッキリを仕掛けたいと思います!!」
万「誰に向かって話してるの?」
愛「僕と、万が仕掛け人になって小桜ちゃんを騙していきます」
万「俺ついていけてないよ? おいてかないでくれる?」
万「てか、ドッキリとか悪趣味なことしたくないんだけど」
愛「僕は普段、自分の分身と部室でいちゃついてることが多いんですけど」
万「俺の声聞こえてない!?」
愛「分身は話せないんですね。なので、小桜ちゃんが話しかけても無視して、分身だと思わせます」
愛「ある程度分身だと思わせたところで、分身ではできないことをしていくと、小桜ちゃんはどんな反応をするのかを見ていきたいと思います!!」
愛「万は分身を相手にしているていで僕に声をかけてもらいます」
万「勝手に協力者にされてるんだけど……」
しばらくして……
ち「おはようございます」
万「おはー」
ち「鏡柳先輩もおはようございます」
愛「……」
ち(なんだ、分身の方か)
ち「男の分身体って初めて見たかも」
万「ああ、基本女の分身体しか作らないからね。とっても愛の気分次第だけど」
ち「あれ、本体の鏡柳先輩はどこに? 離れてるの珍しいですよね」
万「あー? と、トイレじゃないかな?」
ち(普段だったら、トイレも一緒に行くのに?)
ち「まぁいいや。それより、今日の昼休みに現代文の先生が……」
万「あはは、あの先生の癖、ほんとにおもしろいよね」
万「ふぅ、喋ってたら喉渇いたね。愛、グラス取って」
ち「分身は鏡柳先輩の声にしか反応しないんじゃ……」
愛「……」スッ
ち(うごいた。分身だと思ったんだけど)
ち「私もとってもらっていいですか?」
愛「……」スッ
ち(やっぱり分身じゃない? なんかがあって話せないとか?)
ち「先輩、鏡柳先輩おかしくないですか?」コソコソ
万「そう? いつも通りだと思うけど」
ち「気のせいですかね?」
愛「……」がちゃがちゃ
ち(男状態で化粧を始めた!? やっぱりおかしい気がする)
ち「鏡柳先輩……? 分身じゃないですよね?」
万「……あんまりやってるのも趣味が悪いんじゃない?」
愛「ええー。もう少し遊びたかったよ」
ち「へ……? え!?」
愛「ドッキリ大成功~~」
ち「え!? ど、どういうことですか?」
万「愛が悪趣味なことを考えてたってこと」
事情説明中
ち「なんですか、その悪趣味なドッキリは」
万「ほら、だから言ったのに」
ち「めずらしく鏡柳先輩がいるなと思ったら、そんなこと考えてたんですね」
愛「でも面白いでしょ?」
ち「全然面白くないです!! 普通に怖かったですよ」
万「割と本気で愛の身を案じてたみたいだしね」
ち「とうとう女の人に刺されて、分身が助けを求めてるのかと思いました」
愛「僕そこまでの人間だと思われてるの!?」
万「そりゃ、前科があるからね。いや、前科っていうか、刺された経験だけど」
そうです。皆さん分かってると思いますが、私はドッキリ大好きです。
こういう話を書くのは楽しいので、今後も頻繁にドッキリ回は続くと思います。




