【サイコメトリー先輩とフィギュア】
椛「おっすー」
ち「岸先輩おはようございます」
楓「おはでーす」
愛「あれ、今日は来ないって言ってなかった?」
椛「そのつもりだったんだが、昨日とったフィギュアをこっちにしまおうと思ってな」
楓「ああ、ゲームセンターでとってたやつですか」
愛「そういえば、富士見が後で来るらしいよ。大丈夫なの?」
椛「まじか。早く隠さねぇとな」
椛「おい、女子会はお開きにして手伝ってくれ」
愛「『手伝ってくださいお願いします』って言ってくれたらいいよ」
椛「うるせぇバカ。友田と小桜は手伝ってくれるよな?」
ち「まぁいいですけど……」
楓「あ、私は部活行ってきまーす」
ち「逃げた!!」
愛「まぁ、厳密には部員じゃないし手伝わせるのも悪いよね」
椛「それに、そろそろ演劇部も始まる時間だろ」
ち「楓には随分と甘いですね?」
椛「お前は万に甘やかされてるからいいだろ」
ち(たしかに、帰りを瞬間移動で送ってもらったりしてるけど……)
椛「それより、さっさとしまうぞ」
ち「昨日いっぱい取ってましたよね」
愛「わざわざ超能力まで使って……。椿先輩に怒られるよ」
椛「あの人フィギュアの価値とかわかんねぇだろ。なにより、転売目的でとってるわけじゃないしな」
愛「まぁ、確かに大切にしてるみたいだけど」
ち「それはそれとして、悪用に変わりないのでは?」
椛「人に迷惑をかけたわけじゃない。ほかのゲームで金は落としてるしな」
愛「特に不正をしたってわけではないからね。少し細工をしただけで」
ち「あれ、こんなに取ってましたっけ? 無限にカバンから出てきてますけど!?」
椛「ついでに家で邪魔になってるやつも並べておくつもりだ」
愛「邪魔なら取らなきゃいいのに……」
椛「コレクターの本能的な奴だ」
万『……よ』
愛「何格好つけてるのさ。ただの趣味でしょ」
ち「本当にいろんなフィギュアがありますね。有名な奴は大体そろってるんじゃないですか?」
椛「そうだな。作品名は言えないけど、週刊少年跳躍のゴム漫画とか、月に代わってお仕置きする戦士たちとか、龍玉集めるやつとか、いちばんはガンのダムのクソデカフィギュアもあるしな」
万『そろそろ……富士……よ』
ち「人体模型の隣にあった黒い布ってこれですか!?」
愛「ア〇ロが乗るやつだね」
椛「小桜よりでかいやつだな。これは懸賞で当てたやつだったと思う」
愛「超能力なしに純粋に当てたやつでしょ? めっちゃ喜んでたよね」
葵「へー。そんな大きなものを隠してたのね?」
万「俺、テレパシー送ったのにな……」
椛「富士見!? これは違うんだ……」
愛「あーあ。まずいかもね」
葵「部室に無関係な私物を置かない!! 今すぐ全部持ち帰りなさい」
椛「勘弁してくれ。これ全部を持ち帰ったら家の床が抜ける!!」
葵「だったら取捨選択をしなさい。使えない壊れたパソコンをいつまでも取っておくんじゃないわよ」
椛「まだ話す余力はあるんだ。起動できないだけで……」
愛「それを普通は壊れたっていうんじゃない?」
万「はぁーあ。結局こうなるのか」
私はクレーンゲームが苦手なので友達に取ってもらってます。
ただ、一週間ぐらいすると邪魔に感じて箱にしまいますが。
よければ皆さんの保管方法など教えてください。




