【超能力先輩と寝室】
万「ねぇねぇ、小桜さんはベット派? 布団派?」
ち「急に何の話ですか!? 普通にベットですけど……」
万「友田さんは?」
楓「私もベットですけど……」
万「じゃあ、椛だけが布団なのか」
ち「いや、何の話ですか?」
楓「急に布団かベットか聞くなんて、また特殊な性癖に目覚めちゃったんですか?」
万「俺のことなんだと思ってるの⁉︎」
ち「ロリコンの変態」
楓「極めて特殊な変態」
万「想像を絶するほどに人望がないんだけど‼︎ 俺、先輩だよ⁉︎」
万「いや、小説の中で、布団を使った殺人トリックがあってさ。試して見たいけど、布団持ってないから、どっちか貸してくれないかなと思って聞いてみたんだよ」
ち「普通女の子に布団貸して貰おうとしますか? そして貸すと思いますか?」
万「あれ、布団NG?」
楓「洗ったばっかりならともかく、今日使ってそのままの布団は貸せませんね」
ち「逆に布団OKってどういうこと⁉︎」
万「布団買ってこようかな……」
ち「え、そこまでするんですか?」
万「うん。どう考えても不可能な感じのトリックだから、どうしても試してみたい」
楓「小菊先輩、変なところでこだわり強いよね」
ち「私に対する執着とかね」
ち「先輩、買わなくても作ったりできないんですか?」
万「そういうズルをすると椿先輩とか校長に怒られるんだよね」
ち「校長先生、超能力者に理解はあるけど厳しいんですね。」
楓「じゃあ家に使ってない布団があるんで、それ使います?」
万「え、いいの? ありがとう」
楓「当たり前ですけど、家に置いてあるので取りに行かなきゃいけないですけど」
万「そこは瞬間移動で送っていくから、今から行っていい?」
楓「まぁ、今日は部活行かないんでいいですけど」
ち「え、そういうのって私の役目じゃないの? 楓がヒロインみたいになってるんだけど……」
楓「こらこら、そういうこと言わないの‼︎」
瞬間移動で布団を取りに行って……
万「友田さんの部屋、意外と物が少ないんだね」
楓「え、私そんなだらしないイメージあります⁉︎」
万「毎回、何かしらを忘れてくるからさ」
ち「楓は記憶力がないだけですよ。それより、寝室入ったんですか?」
楓「たまたま私の部屋に来客用の布団をしまってただけだよ」
ち「ああ、私がたまに泊まりに行くときに出してもらってるやつ?」
万「ってことは、これ……」
楓「洗濯してあるんでちよの匂いはしないと思いますよ」
ち「先輩のえっち‼︎」
万「ちょっと待って、まだ何もしてないよね」
楓「まだってことは、これから何かしようとしてたんですか?」
万「……ノーコメントで」
ち「逃げましたね」
楓「一応、私のものなんで、変なことしないでくださいね」
万「大丈夫大丈夫、ちょっと血がつくかもしれないけど」
楓「いや、人のもの汚さないでくださいよ‼︎」
トリック実験中
万「どう考えても超能力者じゃないと不可能だよね」
ち「まあ、死体役が暴れたからっていうのもあると思いますけど」
楓「いや、簀巻きにされそうになったら、暴れるよ‼︎」




