【怪異シリーズ(犬鳴村編)】
芽「犬鳴村に行かないか?」
椛「はぁ?」
万「犬鳴村?」
ち「頭のネジ外れたんですか?」
愛「自殺なら一人でどうぞ」
万「え、皆は犬鳴村って知ってるの? どこにあるの?」
椛「逆にお前、知らないのか?」
ち「犬鳴村は日本の法律が通じない異常な場所ですよ。福岡とかその辺にあるとされてます」
万「日本の法律が通じない? なにそれ、そんなわけないじゃん」
愛「まぁ、都市伝説だしね」
万「都市伝説? ……それって怖いやつ?」
椛「まぁ、面白半分で犬鳴村に入ったカップルが惨殺されたとか、人を食ってるとか、いろいろ曰くはあるな。犬鳴トンネルから通じる異世界とも言われてるし」
万「サイコメーカー、悪いことは言わない。止めよう」
芽「やめない。どうしても行きたいんだ」
椛「なんでそんなに犬鳴村に拘るんだよ?」
芽「あそこなら超能力者も殺せると思った。というのは冗談で、時空間転移装置を使っても犬鳴村があると思われる場所には転移できないんだ」
ち「それで、先輩たちの能力を借りに来たってことですね」
万「怖いもん!! 僕行かないよ!!」
愛「ああ、万が恐怖のあまり幼児退行しちゃった」
椛「きっつ……」
ち「よしよし、先輩。怖くないですからね~」
万「マーマー!!」
芽「地図で言うとこの辺りなのだが……」
万「やだー!! 僕知らない」
椛「万、暴れんな。ステイ!!」
椛「あん? 俺の物体転移じゃ、行けねぇな? 能力そのものが弾かれてる」
芽「なるほど、超能力者でもダメか」
芽「おい、万能者、お前の瞬間移動はどうだ?」
万「怖い。やだ」
ち「……先輩? 瞬間移動、出来るかな?」
万「やーだー!! うぅ~~」
万「うぅ~。怖いよ~嫌だよ~。ちよ、絶対手を放さないでね? 椛と愛もね? サイコメーカー、その手離したら殺すからね」
椛「なんで俺たちはマイムマイムみたいになってんだ?」
愛「万がビビりだからでしょ」
芽「どうして天才科学者の私が超能力者を後ろから抱きしめなければならんのだ……」
万「いざというときに逃げるためにきまっtるdsyお!!」
ち「……先輩、ろれつ回ってないですよ」
万「……瞬間移動が出来ない? 行き先も見えないなんて初めてだ」
椛「俺と同じか。超能力が弾かれるのか?」
芽「犬鳴トンネルの前までならどうだ?」
万「それならいける……かも?」
シュンッ!!
ち「うわ、本当に来ちゃいましたよ」
愛「……トンネルの名前、かすれてて読めないね」
椛「木の板で封鎖されてんじゃねぇか」
万「あれ、透視も出来ない?」
椛「本当だ!! 声が聞こえねぇ。死んでるわけでもないのに!?」
愛「僕の分身を向かわせてみる?」
ち「そんなことして大丈夫なんですか?」
愛の分身「…………」ブルブル
芽「めちゃくちゃ拒否してるが? そもそも自我を持っているのか?」
愛「いや、今作った分身は、自我がないタイプのはずだけど」
ち「それでも拒絶するってことですか」
芽「……もう十分だ。帰ろう。これ以上は危険だ」
芽「世の中、科学だけでは説明できないことがあるということか。私もまだまだだな」
椛「は? 元凶が何言ってんだよ」
万「お前殺すぞ」
愛「カッコつけんなハゲ」
ち「ショタになって麻美先輩に襲われろ」
芽「散々な言われようだな!?」
?「あと少しこちらに来ていれば」
?「ニク、クイタカッタ」
?「フーッ、フーッ!!」




