【超能力先輩と段ボール】
まさかのクリスマスイヴを無視していくスタイル(せっかくなので、明日は特別回にしたいと思います)
葵「おーい、暇人たち。片付けを手伝ってくれ」
ち「めちゃくちゃな言い草ですね。何か依頼の最中だったらどうするんですか⁉︎」
葵「部室で録画していたプ○キュアを見る依頼があってたまるか」
万「で、手伝いって何をすればいいの?」
葵「ちょっと生徒会室にゴミが増えたからな。その片付けだ」
ち「それ、超能力者に頼る必要全くないですよね」
葵「普段の依頼で超能力を使う事が珍しいくせに何を言ってるんだ」
万「依頼なら引き受けるけど、あんまり雑用ばっかり頼るのやめてよ」
葵「すまん、手が空いてて頼れる知り合いというと、お前たちぐらいしか思いつかないんだ」
万「ま、まぁどうせ暇だから別にいいけど。頼れる知り合いな訳だし」
葵「ちょろいな」
ち「チョロいですね」
葵「ついでだから、校内の清掃もやろうか。ちよは2階のゴミ箱からゴミを集めてきてくれ」
ち「ついででやる範囲大きくないですか⁉︎」
万「大丈夫だよ。俺もサポートするから」
ち「あ、いいです。そのぐらい1人で出来るんで」
葵「そういうところが過保護だと言われるんだぞ」
万「なんか、最近の小桜さん俺のこと突き放すね……」
ち「逆に先輩は今まで以上にお節介ですよ」
万「お、お節介……」
葵「おお、あのツヨツヨメンタルの万がダメージを受けてる」
片付けもある程度終わって……
万「なんで、30分離れただけで、ゴミを被って帰ってくるのさ」
葵「まぁ、それは気にしないで」
万「いや気にするわ‼︎」
万「まぁいいや。あとは、段ボールを潰す作業だね」
ち「……」
葵「ちよ、どうした? 段ボールの山なんかみつめて」
万「あ、もしかして」
ち「段ボールってなんで段ボールっていうんですかね」
葵「急になんだ? そんなの気にしたこともないな」
万「いや、これは小桜さんの発作みたいなものだから、あんまり深く捉えないほうがいいよ」
葵「なんだ、発作って? 病気なのか?」
万「似たようなものかな」
ち「誰が病人かい‼︎ ちょっと気になっただけですよ」
万「段ボール 語源 とかで後で調べたらいいじゃん」
ち「でも、なんかムズムズしません? 紙なのにボールって」
葵「それは、ボール紙という紙を使って作られているからだな」
万「なんで知ってんの……?」
ち「逆にボール紙ってなんですか?」
葵「あー。そこまでは知らないな」
ち「そもそも、段ボールの段って何?」
ち「しかも段ボールって英語でいうとcorrugated cardboardだから、直訳すると、ひだのついた段ボールってことになるから余計意味わかんないことになるんですよ‼︎」
万「いや、段ボールの英訳とか知らないし」
葵「cardboardは厚紙と言う意味もあるぞ」
万「なんで富士見は、そんな詳しいの?」
葵「私も一回気になって調べたんだ。まぁ、ちゃんとした意味は忘れてちゃったんだけど」
万「忘れるなよ。そんな大事なこと」
万「いや、全然大事じゃねぇわ。忘れて正解」
ち「でも今回に関しては悪手じゃないですか?」
葵「うーん。生徒会長としてちよの疑問に答えてやりたかったんだが」
万「生徒会長にそこまでの責任はないよ」
万「って言うか、小桜さんも無茶振りしないであげてよ」
ち「いや、私は何も言ってないんですけどね」
段ボールの小話
もともと「なまこ紙」と呼ばれていたが、とある実業家が段々のボール紙に見えると言って、段ボールと名付けた。
ボール紙というのはball(球)ではなくboard(板)というのが由来。
段ボール 語源 で調べただけなので、過度な期待はなさらぬように
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