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what is your wish ?

作者: しょぼ

いや~

旅行楽しかったな~?

お前の家族はまだ田舎いってるんだろ?

じゃまたお前ん家でお宝探ししようぜ!

お前ん家の蔵ん中珍しいもんいっぱいあるしな~♪

そうそう!

こないだお前ん家にあった珍しい石!

あれさ、もらったはいいけどすぐ割れちゃったぜ?

今は漬物石がわりにしてるよww


ドゴーン!!!!!!!!


な、なんだ!?

今の音は!?


お、おい!

すげぇ煙じゃん!

お前ん家の方だぞ!?


いってみようぜ!!


Now Loading…


う、うわぁ・・・

ビンゴでお前ん家じゃん・・・

ってかお前の家無くなっちゃってるけど・・

ってかお前の家のあったところに巨大な穴があるけど・・

これどんくらい深いんだよ・・

底見えないし・・

よっかたなぁ~、家に誰もいなくて~

お前これからどうすんの?

ホームレスww


・殴る

・埋める

→穴に落とす


ば、ばか!やめろよ!

危ね~・・・


悪かったよ・・


んじゃ~、とりあえず俺ん家泊まれよ!

ってかそろそろ野次馬も集まってきたみたいだし・・

とりあえず俺は家に帰って準備してるから家くる前に

電話くれよな!


んじゃε=ヾ( ・∀・)ノ


どうしますか?

・警察に連絡

・野次馬を追い払う

→とりあえず穴の周りを観察する


周りをみていると・・・


お~い!

お~い!

ここじゃぁ!

助けてくれ~!


なんと!変な爺が穴に落ちそうになっている!


どうしますか?

・助ける

→様子を見る

・けり落とす


これ!様子を見とらんで助けんかい!!


どうしますか?

・助ける

・様子を見る

→けり落とす


こ、これ!やめんか!

わ、わかった、わしが悪かった!

助けてください!

穴をみていたら足を滑らせてしまったのじゃ!


どうしますか?

・助ける

・様子を見る

→突っつく


ツンツン・・


こ、これ!やめんか!


ツンツン・・

あ・・そこはダメなのじゃ!


ツンツン・・

まじでダメじゃ!

落ちる~!!!

わ、わかった!助けてくれたらいいものをやろう!


どうしますか?

・助ける

・様子を見る

→なにくれるの?


我が家に代々伝わる秘宝じゃ!!

それを一つお前にやろう!


どうしますか?

・助ける

・様子を見る

→┃_・) ジー ...


わ、わかった!2つ・・いや3つやるから助けてくれ!!

も、もうダメじゃ~・・・・


どうしますか?

→助ける

・様子を見る

・立ち去る


ふ、ふぅ~・・・

危なかったわぃ・・

なんてがめついやつじゃ!!

ぎりぎり限界を超えておったぞい!!


どうしますか?

・殴る

・埋める

→穴に落とす


こ、これやめるのじゃ!!

わ、わかったわぃ・・・

今約束のものを渡すから・・・

なんか前にもこんなことがあったような・・

毎年おぬしに追い詰められている気がするぞい・・

ほれ、これが我が家の家宝じゃ!


なんと、古びたお札を3枚手に入れた!!


テッテレー♪


そのお札を持っていると困った時に身を助けてくれるそうじゃ!


ん?じゃあなんでわしが落ちそうになっていたのに助けてくれなかったのかじゃと?


・・・・・


・・・・・ε=ヾ( ・∀・)ノ


なんと!爺が逃げ出した!


どうしますか?

・老い欠ける

・甥賭ける

→追い駆ける


爺を穴の際まで追い詰めた!


ハァハァ・・・

わかった!もう動けん・・・

実はその札は破らなければ効果はでんのじゃよ!

わしは手が塞がっておったからどうにもならなかったのじゃ!


わしは今までその札のおかげで色々な困難から逃れることができた・・

しかし、それももう終わりじゃな・・・

この穴が開いたからにはもうこの世界は終わりじゃて・・


ドドーン!!!


なんと、穴が一気に広がり周りを飲み込んでゆく!!


Now Loading…


気が付くと当たりは真っ暗・・


おーい!

おーい!

誰かおらんのかぁ~!!


爺の声がきこえる・・


どうしますか?

・無視する

→爺の声のする方へいってみる


おぉ!お主も無事じゃったか!!

わしらはどうやらあの穴の中に落ちてしまったようじゃの・・


はぁ、やはりわしはここで死ぬしかないようじゃ。

お主を巻き添えにしてしまって本当に申し訳ない・・


わしは天棚機姫神あめのたなばたひめのかみに仕えておった。

お主たちも良く知っておる織姫様じゃ。

織姫様が古き頃まだ地上におられた時、ある一匹の邪悪な蛇を

地に封じ込めなさった・・

そして、その封印をわしに守れとご命令になったのじゃ。

それからず~っとわしはこの場所を守っておった。


しかしじゃ、蛇を封印しておった石が何者かに壊されてしまった・・


本来ならお札で守られた石が割れることなどないのじゃが、

わしがお札をはがしてしまっての~・・・

あの場所、つまりお前さんの家は織姫様の力で結界が張られており

あの場所から石が動かされなければ壊れるはずはなかったのじゃ。

あの家を継ぐものには代々、決して石を動かさないようにと言い伝えられてきたはずなのじゃ。


あのお札のおかげでわしは人間となり、楽しく暮らすことができた。

じゃが、やはりあのお札ははがしてはならぬものじゃったのじゃ・・・

これはすべてわしの責任じゃ!!

わしの命に代えても蛇を再び封印するぞい!!


む!


やつが動き出したぞい!!


Now Loading…


シャーーーー!!!!!


・・・・・


・・・・・ε=ヾ( ・∀・)ノ


なんと!爺が逃げ出した!


どうしますか?

・老い欠ける

・甥賭ける

→追い駆ける


なんてことじゃ!!


でかい!!!


そして怖い!!!


こんな恐怖は初めてじゃ!!!


さようなら!!


・・・・・


・・・・・ε=ヾ( ・∀・)ノ


爺は無責任にも光の速さで消え去っていった・・・・


うしろから巨大な蛇が迫ってくる!

蛇の大きさは既に頭だけで15M近くあり、尻尾はかすんでみえない・・

真っ赤な目は辺りを照らしつけ、蛇の牙から流れ落ちる唾液は

辺りをドロドロに溶かしていく!!


蛇の目のおかげで周りがみえてきたがどうやらここは洞窟のようになっているが東京ドームくらいの広さはありそうだ!

よっぽど美味しそうなのか(いや、封印されてたから腹がへっているのか・・)

狂ったように追いかけてくる大蛇!!

懸命に逃げるがいくら広くても終わりはやってくる・・・

もうすぐ行き止まりだ!!


絶対絶命・・・


蛇が牙をむき出しにし、飲みこもうと構えた瞬間!


懐に入れておいたお札が光りはじめた!!!


どうしますか?

・ファイヤーマンダラー!!

・南無大事大悲救難・・

→お札を破る


なんと!破れたお札が天に舞いどんどん姿をかえていく!!


なんと!お札はマングースに変身した!!!


テッテレー♪


マングースが蛇にむかっていく!!


しかし、マングースは普通のサイズだった!!

今にもつぶされそうなマングース!


どうしますか?

・マングース!電光石火だ!!

・マングース!破壊光線だ!!

→戻れ!マングース!


マングースは戻ってきて怯えている。


再び蛇が牙をむき出しにし、飲みこもうと襲ってきた!!


その瞬間再びお札が光りはじめた!!!


どうしますか?

・臨兵闘者皆陣列在前!

・急急如律令!!

→お札を破る


おや?

マングースのようすが・・・・


テッテッテッテッテッテッテッテーテッテッテ・・


なんと!!

マングースはキングマングースに進化した!!

テッテレー♪

お札のおかげで巨大化したキングマングースは体調10Mを超えた!!


キングマングースが蛇にむかっていく!!


キングマングースの攻撃!!

蛇は傷つき逃げていく!



今じゃ!!

やつを封印するぞい!!!


なんと、どこからともなく爺が現れた!!


どうしますか?

・殴る

・殴る

→殴る


これ!やめんか!

悪かった!わしが悪かったから!!!


これがわしの最後の仕事じゃ!!



爺は懐から2枚のお札をとりだし1枚を破り捨てた!!

そのまま爺がキングマングースに触れるとマングースは大きな石に変わる!

これが・・最後の札じゃ・・

爺が最後の札を破くと爺の姿が変わっていく!

なんと爺は大きなサギになった!!


サギはくちばしを大きく広げ蛇を一飲みにすると

石の上に横たわり、静かに石に溶けるように同化していった・・・。


Now Loading…


プルルルル


プルルルル


電話が鳴っている・・・


気が付くとなくなったはずの自分の家にいた。


とっさに携帯にでると・・


お~い!


今日はうちで遊ぶんじゃなかったのか~?

そういえば昨日、お前ん家で宝探ししようと思ってたのに

なんでいかないで、今日俺ん家で遊ぶことになったんだっけ??

ま~、い~や!

起きたんなら早くこいよ!!


ガチャッ!


あの出来事は夢だったのだろうか・・・


あ!マングースって・・・


沖縄土産のマングースストラップが携帯にぶら下がってこちらを見ていた・・


はは、夢か・・・





そんなことはありませんよ・・・

あなたは確かに世界を救ったのです。


どこからともなく声が聞こえる・・・

私は天棚機姫神。

あなたは確かに世界を救いました。


本来は私の使いのものが永遠に封じこめるはずでしたが・・

彼は孤独に耐え切れず、封印に使った七つの札をはがして、自分の為に

使ってしまいました。


1枚目を使って自分を孤独から守る為人間になり

2枚目は人間の知識を得て自分を守った


そして残りは・・・そう、


あなたが持つその一枚以外すべて失われました。


あの石は私が天界に持ち帰り管理しております。


なので安心しなさい、人間よ・・


本来あの札には書かれた願い事を叶える力があります。


あの七枚の札には私が蛇を封じ込める為にすでに願いを書いてしまっていました。


その為、あの札は所持者を守ることと、蛇を封印することにしか使えなかったのです。


さぁ・・

そのお札を・・


なんと!

お札は光を放ち、金色に輝く短冊に姿を変えた!


金の短冊を手に入れた!!

テッテレー♪


本来、願いを叶えるのは一年に一度、選ばれた者のみですが・・


特別にあなたの望みを叶えましょう・・・・

さぁ、その短冊に願いを描きなさい・・





さあ、あなたなら何を願う??

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