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恋愛実践録78

ホスト亭主は抵抗する力も失せ、声も上げられず、手足が痺れ、白目を剥き気絶寸前脱力したまま横たわっている。

旦那が口笛を一度吹き、それを愛人が聞き付け、命令通りリンチを履行しているボディーガード達に号令を掛けた。





「また影踏みは足腰だけに打撃を加えて頂戴。けして急所には入れず、声が上がるように間断なく打って頂戴」





三人のボディーガードが銘々挙手して、愛人の命令に従い、それを遂行して行く。





ホスト亭主は間断ない打撃に依り手足が内出血して腫れ上がり、至るところ痣だらけとなり、抵抗する力も失せ、声も上げられず、痺れ、白目を剥き気絶寸前脱力したまま横たわっている。




愛人が勝ち誇ったようにほくそ笑み、言った。





「計算通り、この勝負は私達の勝ちね。後は筋書き通り事を進めましょう」





一番小柄なボディーガードが、動きを止めて愛人に尋ねる。





「殺してはいけないけれども、半殺しにはしても良いのですね?」




愛人が答える。





「それは構わないわ。思う存分痛めつけてよ」




「分かりました」

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