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恋愛実践録61

「貴女が殺されるようなはめになっても、自分は手出し無用なのですか?」とホスト亭主は喚いた。

ホスト亭主が顔をしかめ尋ね返す。





「貴女がどんなに不利な状況に陥っても、発言と言うか助けてはならないのですか?」




頑なさを顕しつつ頷き客が答える。





「そうです。それが私の定めであり、私はそれを甘受するが為に三者会談に臨むわけですから…」





ホスト亭主が身を乗り出して発言する。





「例えば相手が裏切り、複数人数で来て暴力沙汰になっても、自分は助けてはならないのですか?!」





ゆっくりと顎を引き客がおもむろに頷き言った。





「そうです。例えどんな状況になろうとも、手助け無用という約束の本に、立会人を引き受けて欲しいのです…」




ホスト亭主が眼を剥き尋ねる。





「貴女が殺されるようなはめになっても、自分は手出し無用なのですか?!」





客が断言する。





「そうです」

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