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恋愛実践録17

「例えば、それで私が堕落しても私は構わないと思っているのです。これは私の最初で最後の命懸けの復讐なのですから…」と客が言った。

ホスト亭主が言う。





「しかし、それをして愛人を陥れ堕としても、旦那さんが戻って来る保障は無いし、貴女の寂しさは変わりありませんよね?」





客が涙ぐむのを指で拭い、震える声で言った。





「そんな事は分かっています。でもそれで私の心はバランスを取り戻し、止まった時が動き出すかもしれないじゃありませんか…」





ホスト亭主が固唾をひとしきり飲み込んでから告げる。





「でも、人の心なんてどう動くか予測はつかないし、心の整理がつくかどうかも、分からないじゃありませんか?」





客がもう一度涙を拭ってから、おもむろに頷き言った。





「例えば、それで私が堕落しても私は構わないと思っているのです。これは私の最初で最後の命懸けの復讐なのですから…」





ホスト亭主が一度深く深呼吸してから重々しく切り出した。





「分かりました。自分も出来る限り協力します」

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