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恋愛実践録145

力で勝る旦那に勝つ為にはどうすれば良いかを愛人が自問自答する。

力で勝る旦那に勝つ為にはどうすれば良いかを愛人が自問自答する。




「例えば朝駆けで、旦那の寝込みを上手く襲えたにしても、首を絞めて力任せに窒息死させる事は女の非力では難しいから、どうしても手頃な武器が必要となるわけで、それはどうしたら良いと思う?」




「食事の時に使う箸は?」





「駄目よ。あの木製の箸では折れてしまい心臓など一突きに出来ないわ」





「フォークかナイフを注文すれば?」




「寄越すかしら?」





「この殺人ゲームに関して言えば、別に殺す手段に規制があるわけではないから、寄越すと思うけれどもな」





「でも例えばフォークやナイフが手に入ったとしても、旦那の方にも同じ武器が渡っていたら、同等の力配分じゃない分、こちらに部が悪く意味が無いじゃない?」




「ならばそのギャップを埋めるにはどうすればいいと思う?」





「女が力で勝る男に勝てる武器を探さないと意味が無いという事か…」





「そんなのあるのかしら?」





「調達可能なところで探すのよ。探すしか勝ち目が無いのだから」

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