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33.これだから頭ツンツン背中から変なのびろーん族は…

余りにも遅い更新ペース…自分だったら見逃しちゃうね。

はいごめんなさい…ホントすみません。


「魔王の性癖エグすぎだろ!!!!」


「何故言い直したんじゃ!?…というかお主が聞いたんじゃろがいっ!!!」



 そう言ってゼーゼーと肩で息をする魔王の姿はまさにツッコミ役だった。


 あごの下から魔王に対して殺気の様な物が溢れているが昴は気にせず話を続ける。そう、彼はスルースキルがそこそこ高いのである。



「まぁそう怒らないでよ…これだから頭ツンツン背中から変なのびろーん族は…」


「背中のこれは羽根じゃい!!…はぁマジ疲れるのう…今どきの若いのは皆こうなのか…?」



 漫画やゲームでありがちな蝙蝠、もしくはドラゴンっぽい羽根をわさわさしながら愚痴る魔王。ちなみにわさわさ動く羽根を見ている昴の表情は筆舌に尽くしがたい程気持ち悪そうな顔をしている。


 ド失礼である。



「…というかお主まさかとは思うが、儂にだけ性癖語らせておいて自分語るまいという訳では無いな?」


「えぇ…?俺の性癖とかそんなレアな感じじゃないよ?」



 にやりと笑う魔王とそわそわしているシクス。そんな事を言いつつも流石に言い出しっぺの自分が何も教えないのは不平等かな?とか思った昴は口を開く。



「うーんまぁいいか…いつだって先に全部理解してて、俺の知らない事とか理解できない事を訳の分からない方法で分かりやすく教えてくれて、目を離したら居なくなってしまいそうで、実際目を話したら数ヶ月失踪して俺がどうしようも無くなりそうになるとふらっと帰って来るし、夢の中で俺の知らない事を教えてくれる前髪ぱっつんロングな人を見ると…めっちゃ興奮する」



「お主の性癖エグすぎじゃろ!!!!」



 それもその筈昴の性癖は好きになった人物に偏るのだ!これぞ昴の深い愛が成せる技である。


 シクスが何処からかハサミを取り出して前髪を切ろうとしているのを流れるように止めながら昴は話を続ける。スルースキルのおかげだね、いいね。



「まぁなんでこんな事を聞いたのかというとさ、単純に緊張を解そう(自分の)と思ったのと仲良くなる為なんだよね」


「……その割にはタメ口じゃのうお主」


「友人に敬語使う人って少ないじゃない?」


「いや儂魔王なんじゃけど…」



 そう言う魔王にシクスが「ハン」と鼻で笑う。マジ失礼である。…ここまでナメた態度を取られてもキレない魔王は人格者間違いなし、流石魔王である。



「こ、このおか、お方は…か、神よ…!!だか、だからお前の、ほ方が敬語、使いな、なさい」


「えぇ…急に喋り出すではないか…」


「いや別に神じゃあ…まぁいいや…」



 相変わらず真っ黒で玩具のような…なんというか…黒丸のテクスチャーを適当に張り付けただけみたいな瞳でそんな事を言い始めるシクス。めんどくさくなっちゃって訂正する事を諦めた昴はついに本題を取り出す。余談だがここではっきり訂正しなかったせいで後々昴はもっとめんどくさい目にあう。


「そういや本題だけどね、近くに森あるよね?そこ超えた先の土地に暮らすからさ、仲良くしよ?」


「な、仲良く?いや、別にそれは全然良いのじゃが…国でも作るのかの?」



 えー!?同盟とかじゃないのー!?とか思って居る読者様もいらっしゃると思うので説明すると、単純に昴が対談の内容を特に考えていなかった為である。というか魔王も第37探索班の面々に脅されたから渋々対談を受けただけであり、魔王側から昴側に何か話す内容を決めていたわけでも無かったりする。



「国?えぇ?wwいやいやww…そんなもん作んないよ!wめんどくさいw」


「えぇ…なんなんじゃお主…いやマジで…」



 対談について何も考えていなかった昴が対談開始ギリギリのタイミングで思いついたのが所謂”引っ越しの挨拶”だったのだ!引っ越しの挨拶はめちゃくちゃ大切である。ソレをしなかったせいでついこの間なんとかという女となんちゃらとかいう女に難癖をつけられたばかりなのだ!!わざわざゲオルガラムまで来て文句を言ってくるとかいう面倒事を思い出したのは良いタイミングであった。



「いやーなんか引っ越しの挨拶しなかったからかなんか知らないけど家(重眷属)まで来て文句言われたんだよね!」


「それはそれでちょっと迷惑な奴じゃのう…わざわざ家まで来て言うとか…」


「しかもそれから定期的に来て文句言ってくるの!もうストレスが凄い凄い!!」


「ヤバイ奴ではないか」



 シクスの喉をさすさすしながら昴がそう話す姿はまさに悪の大幹部が膝に高そうな猫を侍らせているみたいであった。シクスは猫より遥かにタチが悪いが。



「そうなんだよね…だからもうコラ~!って思って殺すぞ~!て思ったから滅ぼしてやろうかと」


「うむうむ……は?」


「ハハ」



 ワシワシとした触感の頭部からは、髪の毛が数本抜けており

 流石のSUBARUも冒険者ギルドに入ってしまいました~!

 ちなみに、銀級冒険者パーティー「スクランブルシープ」さんが土下座してる様子は是非サブチャンネルをご覧下さい!



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