表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ほけきよ俳句  作者: ほけきよ
16/16

2020年8月俳句

今月は44句

秋の蝶買い物してから帰ります

笑つてる旅館のテレビ夏孤高

無花果や区別つかない芸能人

黒い種白い種ある盂蘭盆会

脅されて日記書いてる夏休

いつまでも怒る息子や秋の色

残暑かな嬉しき麺の良く絡む

去年まで住んでいた部屋秋の蜂

お願いしたらすぐにやつてよ稲の花

八月の道八月の挿入歌

初秋の便器ほどほどきれいなり

快晴やとにかく秋の日なりけり

別れても見える人なり稲雀

初めてだから初めてだから浮人形

キッチンに繋がる扉夏の果

プリウスに中指立てる日の盛

ゆふがたのマカロニサラダ秋隣

パン運びパン売る車羽抜鳥

歯茎腫れて穴子寿司の美しや

落とした時に落とした音の鳴る立秋

天の川ちやんと予定を伝えませう

朝顔や肘だけ硬いのかもしれぬ

秋めいて鼻が似ていると言われ

秋晴やコーヒー牛乳隠れ飲む

急かされて食後の西瓜取りにゆく

残暑かな何度もいないいないばあ

秋鯖や動けば動く赤子の目

爪切りのパチンと鳴りて茄子の牛

秋の蚊や良かつたらつて言ったから

飼われることの羨ましさよ秋蛍

味見させ味を聞きをる秋の昼

不機嫌な換気なりけり蚯蚓鳴く

会計の早い病院鰯雲

梨拭けば赤子が笑うなり

秋気満つこれは家庭のことなので

石榴落つ普段盛況だとしても

話し声がうるせえんだよ運動会

秋の昼私は声で分かるから

団栗をそれでも欲しい振りをした

新米にとやかくは言わんけど

桃並べ雄雌の見分け方

豊年や亡き父の事母に聞く

十七時半に帰ればいいよ秋の川

狗尾草じゃあ私が見せちゃるけんね



個人的に好きな句

秋の蝶買い物してから帰ります

笑つてる旅館のテレビ夏孤高

無花果や区別つかない芸能人

黒い種白い種ある盂蘭盆会

脅されて日記書いてる夏休

いつまでも怒る息子や秋の色

残暑かな嬉しき麺の良く絡む

去年まで住んでいた部屋秋の蜂

初秋の便器ほどほどきれいなり

快晴やとにかく秋の日なりけり

プリウスに中指立てる日の盛

ゆふがたのマカロニサラダ秋隣

落とした時に落とした音の鳴る立秋

天の川ちやんと予定を伝えませう

秋晴やコーヒー牛乳隠れ飲む

急かされて食後の西瓜取りにゆく

残暑かな何度もいないいないばあ

秋鯖や動けば動く赤子の目

爪切りのパチンと鳴りて茄子の牛

飼われることの羨ましさよ秋蛍

味見させ味を聞きをる秋の昼

不機嫌な換気なりけり蚯蚓鳴く

会計の早い病院鰯雲

梨拭けば赤子が笑うなり

秋気満つこれは家庭のことなので

話し声がうるせえんだよ運動会

秋の昼私は声で分かるから

新米にとやかくは言わんけど

桃並べ雄雌の見分け方

豊年や亡き父の事母に聞く

狗尾草じゃあ私が見せちゃるけんね

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ