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シンデレラライオンの遠吠え
《運命にしてよ》
触れ合った
小指の先から糸が出て
あなたの心臓ぐるぐる巻いてよ
《その運命の透明さ》
サファリでも
薄幸少女は死ぬかの問いかけ
ガラスの靴噛む シンデレラライオン
《どーせ、白痴美人よ》
頑張って
信じられたら愛してくれる?
白痴の顔して 嘘つき 信じた
《晴天》
教師の眼
黒板を見て 教科書を見て
祭で手をつなぐ 僕らの夢みる
《霹靂》
教師の手
で書けない望みは僕が書く
「いま手をつなぎ 遠くへ逃げたい」
《焼き鳥みたい》
満月を
ハートと言い張る恋すると
ごめんね素直になれなくて
《さくら色》
その殻を
耳にあてると潮騒が
聞こえる貝の名 なんといったか
《裸のふたり》
貝殻を
透かして見た陽が中天で
けものを見る眼で二人を見るから
《愛人でいいの》
好きなひと
世間じゃ 女性じゃ 可笑しいですか
お願いですから 勇気を下さい
《囚われの》
おもろうて
やがて哀しき恋愛の
極意は好きになり過ぎること
《浪漫の風ふけ》
この星に
恋愛して見る夢もある
宇宙を星座と断じるのもそれ
《だって、止められない》
その熱き
胸の想いの高鳴りの
寄せて返さぬ恋よ止まるな
《咲き誇れ》
雑草の
如く踏まれて尚めげず
我が恋心 狂い花咲け
《オオサカブロークンハート》
泣けるほど
あなたのことが好きだから
キタの新地を素顔で捜した




