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一目惚れ レモン  作者: 春葉あけぼの
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一目惚れ レモン

12月

なぜ七夕を思い出す

笹の葉さらさら夢で流れた


見つめあう

水の都の3番街

初めて出会って好きってバカかな


その夜に

私のレモン 一生分の

一目惚れという 酸っぱい 夢見た



目があって

さえいなければこの人と

地獄に落ちる愛とは無縁だったのに


エッチと言う

言葉はあなたのためにだけ使う

レロレロしちゃおう 感じるキスで


小鳥とか

可愛がるのはやめてよね

どうせそのあと意地悪するでしょ


ねぇなんで?

あなたの色に染まったら

もういらないとか? お願い、狂いそう……


吹きすぎる

イデアの風に逆らって

戯れる罪 極北の自我


閉ざされた

迷路を蹴破り人生と

もうその地図からも 逸脱してやる


レロレロと

カラメる舌は そんな時

もう立てないほど 気持ち良い夢


夜の虹

橋の上から河原を見下ろし

月に帰れる道かな? 違った


夜、蛇が空

見上げた瞳に皮膜と猛りが

裸のあたしをジロジロ見やがる


お望みね?

あたしを与えて欲しいのね?

じゃあね、あたしを騙さないでね?


それでいい。

それだけでいい、みぃ〜んな、あげるよ

裏切ったときは、殺すよ、当たりき。


よみがえる

死んだと思っていたこころ

風に吹かれて 都会の墓場で


さあ おいで

こんな失敗 気にせずに

泣いちゃったのは やさしいからだよ


あたしの胸で

あなたの頭を撫で 抱きしめて

もういい このまま ひとつに なりたいです








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