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翠惺  作者: 水無月レイ
8/13

第八幕「真実」



燈緤惺「翠様が・・・・・・妖怪・・・」


翠「俺は翠緑の妖怪・・・」


?「翠緑だとっ・・・フッお前、緋乃柄家の生き残りか・・・・」


翠「お前らのような妖怪のせいで一族がっ!」!

といって、翠は刀を振り下ろした・・。


?「フッただのザコがっ!  死ねーー」

   妖怪はそう言って、鋭い爪を翠に突き立てようとした。


けれど・・・

翠「ザコなのはお前だ・・・。」

翠はそう言って、相手の攻撃をかわすと、

相手を一太刀に切りかかった・・。


?「クッ・・・・ソッ・・・」

妖怪は跡形もなく、消えてしまった。


翠「終わったか・・・・・・・・燈・緤惺・・・?」

燈緤惺はその場にはいなかった・・・。



「はぁ・・・はぁ・・・・」

燈緤惺は走り出した。行く場所も分からないまま・・


燈緤惺「翠様が妖怪だなんて・・・晴明様を殺した・・・。」

(なんで、何で・・・・あんなに優しくしてくれたのに・・・。

  私は・・・・)

「きゃっ!・・・・・・」

転んでしまった・・・。燈緤惺はその場所に立ちすくんだ・・・。


ポツ・・ポツ・・

やがて雨が降り出した。きっとこの調子だと荒れるだろう。


(私は何をしてるのだろう・・。何でこんなにも悲しいのだろう。

    私が翠様を信じていたからだ。ただ顔だけでも、

   晴明様に似ているから・・・信じていた。

    大好きなあの人に・・どうすればいいのだろう・・・。


燈緤惺はそこに立ち止まった・・・。

何も、できないまま・・・。時間が過ぎていく。


?「大丈夫・・・?」

燈緤惺「えっ・・ダ・・レ・・?」





金髪の髪の男性が、私に手をさしのべた・・・。









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