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翠惺  作者: 水無月レイ
7/13

第七幕「翠」


翠「あいつ・・大丈夫かな・・。」

翠は授業中にも関わらず、家にいる燈緤惺を、心配した。


先生「おいっ!緋乃柄。授業をちゃんと聞かんか。

    いくらテストで100点でもな・・・。」


先生は参った顔で翠を注意した・・。


朝が過ぎ、昼が過ぎ、帰る時間帯になった・・。

翠はちょうど学校の仕事ができてしまい・・・・遅くなってしまった。


翠「はぁ、はぁ、なんでこんな時に・・・・。」



その頃家では・・・・・


燈緤惺「ん・・・・・・・・・ふうぁ~・・・

      もうこんな時間になってしまいました・・。

       翠様は・・・・」


?「姫・・・見つけたぞ・・・・・。」


燈緤惺「えっ・・誰・・・・・」


庭の方から声が聞こえた・・・。

燈緤惺は立ち上がり、庭の方を見つめた。

後ろに気配を感じ振り向くと・・・


燈緤惺「きゃっ!」

後ろから腕を捕まれた。

?「本当に美しい・・。手荒なまねはしない方が身のためですよ。」


燈緤惺「あ、あなたは、妖怪・・」

?「我ら、君主の願いでお迎えに上がりましたぞ。」


燈緤惺「イヤッ!」(助けてっ!晴明様っ!)


ブサッ!

?「うわぁぁー」

燈緤惺「刀・・?」

妖怪の腕に刀が刺さっていた・・。

燈緤惺はそのすきに、妖怪のそばを離れた・・。

刀が投げられた法をみると、

そこには、翠が立っていた。


燈緤惺「翠様っ!」


翠「人の家に勝手に上がり込むんじゃねぇ・・・。  

   お前大丈夫か・・。」


燈緤惺「あっはい・・。」


?「クソがっ!・・人間の分際で、手をあげるとは、

    食おうてやる・・。 んっ・・お前人間ではないな・・。」


燈緤惺「えっ・・」(翠様は人間では・・・・・)


翠「そうだ・・。俺は妖怪。翠緑の妖怪・・緋乃柄 翠だ!!」



時の歯車が回り出すとき・・・

二人の思いがすれ違う・・・・・。


















































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