プロローグ〜広大な大地〜
かなりド素人な作者が書くのでご注意を。
そんなの嫌!!という人はカムバックプリーズ。
プロローグ
雪の降る大陸の大陸。
そこはとても広大な大地でした。
一人、そこにいた少女は盛大にため息をついていました。
「——リフェール、ね……。
悲しき雪の舞台…………。
私も、参りましょう。
あの子達の運命を変えるために」
少女の足下に複雑な魔方陣が現ると、光に包まれ、消えてしまいました。
その光は、とても眩しい光でした。
——淡い桃色の髪をした少女は願いました。
唯、世界が安らげますように、と。
けれど時とは残酷で……——
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雪の大陸の、とても小さな田舎町『アルマテル』。
そこには二人の姉妹が暮らしていました。
優しく綺麗な、姉のミリファ=ルチアーノ。
とても平凡な、2つ下の妹エリス=ルチアーノ。
二人は仲のいい姉妹です。
しかし、二人に親はもういません。
エリスの産まれたすぐあと、殺されてしまいました。
そのショックからか、ミリファのそれ以前の記憶はありません。
姉妹はミリファが魔法師として働くことにより、家計が成り立っていました。
幸い、魔法師は数が少なく、給料も高かったのです。
エリスは姉が魔法師として働くことに一抹の不安を感じていました。
ミリファも妹に心配をかけているのは重々承知していましたが、それでも直、やめようとはしませんでした。
その不安も、時が経つごとに忘れ去ってゆきました。
そんな平凡がずっと続くと思っていた最中、その平凡は音を立てて崩れてゆくこととなるのです……。
はじめまして〜、作者です。
ついにやってしまった感が満載です。
気まぐれ更新なので適当にみてやってください。
誤字脱字等・その他ご感想等もあればかいていただけるとうれしいです。