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何のため?

リックですよろしくお願いします


「お待ちくださいどうか……」

巻いたか

聞こえなくなる声に安堵した


しかしそれが甘かった

彼女はドラゴンに乗りノリノリに追いかけてきて


ドラゴンに言う「追いかけるの止めろ」

しかし「今の主こちら故に」


そう来たか……

「なら……」策がない…どうする?


念願のスローライフが

俺は一人がいいのにあんまりだ


「あの……分かりました手を引きます」

「恩人を困らせたくないので…」


ではと去る二人

「待っ待ったどうしてそんなに俺に」


「……お礼したいのが本音ですが淋しそうに見えたから」


「……」今度は大丈夫なのか?また裏切りに合うんじゃ...いや今は


「やっぱりお礼ほしい」

「そうですか?それでは盛大に」


「ほどほどにな…」

彼女の正体知ってたらここまでだったが

知らない俺は呑気について行ったのだった


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