24話 バリー(2)
書き溜めはしてました!
「お?人形遊びは終わったのか?ガレス」
不敵な声がその場に響いた
「なっ!」
振り返ったガレス
目の前には横たわるバリーの姿
声はそこからしたわけではない
辺りを見渡すガレスに
「こっちだよ、ガレス」
声のする方に振り返ると
瓦礫に腰を掛けているバリーの姿があった
その姿は傷などは一切ない
「な!どうして!貴方は自分が殺したはずでは!!」
うろたえるガレスにバリーはニヤリと笑う
「ん?殺したってあのアンデットのことか?あんなのが俺に見えたのかよ」
はっとして振り返ったガレスの目線の先には
横たわるアンデッドの姿であった
「あり得ない、なんで・・・」
「お前がよ~」
バリーへと振り返る
「なんかお前が急にアンデッド相手にペラペラしゃべり始めたと思ったらボコボコにしだすんだ・・・びっくりしたぜ」
ニヤリと笑うバリー
「ふ、ふざけるなぁ!!!!」
バリーへと飛び掛かったが、その姿は煙のように消えた
「どこだ!」
「ここだよ・・・」
バリーはガレスの真横にいた
「何が・・・起きているんだ」
「幻術だよ、お前は俺の術中にハマってたってことだな」
「いつから!!!!」
「・・・・最初っからだよ」
「さぁ・・・俺はいつから力を溜めていたと思う?」
ガレスの頭に【蓄者】の事がよぎった
「う、うぁぁぁぁ!」
全ての槍をバリーに向けるガレスであったが
間に合うことは無かった
「終わりだよ」
バリーのはなった拳がその場に凄まじい衝撃を生んだ
土埃が風に吹かれその場にはバリーしかいなかった
ガレスは塵一つなく消し飛んでいた
「目に見えるもんに騙されるからだよ・・・」
バリーは1人つぶやいた
話はどんどん巻いていきましょう!
でもこんなけ戦闘が短いのはアニキが強いからですよ・・・はい
 




